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NYの住民・物書き、安部かすみによる日々のアレコレ 出会い 取材こぼれ話  小粒ながら日々がんばっています


by Kasumi Abe
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タイムズスクエアの人気モノ_f0063659_1343444.jpgタイムズスクエアの人気モノ_f0063659_13443254.jpg
タイムズスクエアの人気モノといえば、ネイキッドカウボーイだけど
最近あまり見かけませんね~(見かけた人、います?!)
その変わり、この辺にもう一人新しいキャラクターが出没しているようです。

3~4年前ネイキッドカウボーイに取材した際、彼にいくらぐらい稼いでるのか聞いたら
「1分で平均5ドル稼ぐ」という答えが返ってきて、
「ってことは、1時間で300ドルーー?!?!」と驚いた記憶があるけど
最近見かけないのをみると、もしかしてTVやらCM出演やらでがっぽり稼いでるのかも?!

このスパイダーマンも、
もしかして、左団扇でやめられないのかもしれません。。。


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# by abekasu_ny | 2007-07-29 08:46 | 街の風景 | Comments(2)

ミッドタウンの爆発事故

ミッドタウンの爆発事故_f0063659_1375730.jpg
↑事故があった付近のビルの窓に注目!
割れたガラスの代わり貼られたテンポラリーの板が
事故の衝撃を物語っています。

先週スチームパイプの爆発事故が起こったマンハッタンですが、
私はおかげさまで、今日も元気です。

ミッドタウンで働いているお友達のビルは、地震のように揺れたらしく
周辺のエリアはビルの清掃活動とアスベストなどの検査のため
事故から1週間以上経った今も、立ち入り禁止となっています。

ミッドタウンの爆発事故

事故の原因は、1924年代に地下に埋められた蒸気パイプに雨水が入り
蒸気の濃度が極端にあがったために大爆発したらしいです。
よくNYを歩いてると、マンホールからモクモクと蒸気がでていますよね。あれですよあれ。

実は私も1年ほど前、ミッドタウンあたりを歩いてて
ふとマンホールの上に足を踏み入れた瞬間
足の裏を火傷しそうになったことがあるんです。あれは、めちゃめちゃ熱かった!!
それ以来マンホールは踏まないようにしています。

ミッドタウンの爆発事故_f0063659_1331762.jpg
驚くことには、このような事故は初めてではなく、80年代後半以降これで2度目とか。
事故のあったマンホールも6週間前に点検されたばかりだったらしいけど
もしかして手落ちがあったのかも。
世界中から観光客が集るこの街であんな事故がしょっちゅう起こってはたまったもんじゃありませんが、
市もどうやら成すすべがないよう。
周りのアメリカ人にもいろいろ聞いてみたけど
「市への憤り」というのはなく、「古いから、仕様がない」といった感じです。

日本はほんの50年ほどで急激に近代化したため、どこもかしこも新しくてピカピカ。
一方ニューヨークは、近代化になってからの歴史が長いので、どこもボロボロ。
日本では考えられないことが、ここニューヨークでは起こってしまうんですね。
人もごみも多すぎて、街が悲鳴を上げたように思えてなりません。


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# by abekasu_ny | 2007-07-28 02:35 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(4)
ある週末風景 in Brooklyn vol.3_f0063659_1615329.png
ブルックリンのロアマーにて。

ブルックリンにウイリアムズバーグっていう、デザイナーやアーティストが多く住み
小じゃれたカフェやショップが集るエリアがある。

きっと10年前は、倉庫ばかりの荒廃したエリアだったと思うんだけど、
今では観光客も見かけるほど、おしゃれなエリアに様変わり。

そのウイリアムズバーグ。
地代の高騰と共に、近年、人がどんどん周辺に広がっている。

お隣ロアマー・エリアも、最近じゃ“イースト・ウイリアムズバーグ”ってよばれ
ちょっとステイタスがUP。

このロアマー、つい2~3年前まで住人といえば南米移民ばかりで
きったない倉庫と移民用の小汚いアパートだらけ。
クーラーのない彼らが、夏になると外に涼みに出て
近所の人たちと井戸端会議している光景をよく見かけたけど、
最近、ひさしびりに足を運んで、その変貌ぶりに驚いた。

隠れ家的なシャレたバーやカフェ、近未来的なデザインのアパート
オーガニックのスーパーなどができていた。
歩いている人も、圧倒的に白人の数が増えている。

そういえば、黒人文化の発祥地とよばれるハーレムも
1920年代頃、ヨーロッパからの金持ち移民が住んでいたって聞いてビックリしたけれど
時代は今も日々どこか動いていて
こうやって町の風景も住人も、時代と共に変わっていってるんだろうなぁ。

そんなことを考えながら、ちょっとこぎれいになったロアマーを歩いていたとき
南米系の子どもたちを見かけてホッとした、その瞬間。



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# by abekasu_ny | 2007-07-17 12:17 | 街の風景 | Comments(2)