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赤子にまつわる信じられない話

寒空が広がる週末の昼下がり。

天気こそよいが、気温は零下。
セーター、コート、毛糸の帽子と着込んでいても寒く(というより、ほっぺなど外気にさらされている部分は痛いといった表現が近い)、外を歩くのも億劫になってくる。

そんな中、ちょっとした用でLES(ロウワー・イースト・サイド)に行くことがあったので、ついでに近くの古着屋やセレクトショップを数軒巡る。

あるショップに入ったとき、左側のソファに女性が座っているのが目に入った。
胸元あたりに、大切そうに何かを抱えている。
それが、ムニャムニャ動く。
一瞬「犬か?」と思ったが、よーく見ると人間の赤ちゃんだった。
顔はしわくちゃで、つぶらな目だけが大きく目立つ。
なんか宇宙人みたいだ(失敬!)。
人種もよくわないんだけど、お母さんが白人なのでそうなのだろう。本当に小さい小さい赤ちゃんだった。

彼女がニコッとしたので、私も微笑を返すついでに「何歳なの?」と聞いてみた。
「He is 5 days!」

え?!一瞬耳を疑った。新生児を見たことは数えるほどしかなく、大きさと生後の感覚がよくわからず、おそらく1ヵ月ぐらいかなとは思いながら聞いたが、生後5日とは?!

日本って出産すると、1~2週間は病院にいるものなんでしょう? それに生後1ヵ月ぐらい迄あまり日の光に当てちゃいけないんでしょう? それがアメリカでは、医療費が高いからと2日で退院させられるそうで、こっちのお母さんってタフだな~とは前から思っていましたが、生後数日の赤ちゃんをこの寒空の中連れ出すアメリカ人って(しかも病院とかではなく、ショップである)、本当にどこまでツワモノなんでしょう!!…てか、あんな育てられ方したら、タフに育つわな~。

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by abekasu_ny | 2006-02-28 07:47 | NYとアメリカ人 | Comments(5)

オリンピックで寝不足

日本の荒川静香選手がフィギュアで金を獲りましたね!おめでとう!!
今朝の「ニューヨーク・タイムズ紙」でも、彼女の記事が1面を飾っていました。

私、あまりフィギュアのことは知りませんが、素人目から見ても、
銀との差は歴然とした、見事なまでの素晴らしい滑りでしたネ。
パワフルな滑りが特徴の西洋人に比べ
荒川選手の滑りは、しなやかなだと思いました。1つ1つのポーズの流れ(ムーヴメント)も滑らか。こちらのTVでも何度もリピート放送され、「エレガントかつパワフル」「ジャパニーズ・ビューティ」と大絶賛されていました。滑り終わった後の、テレビ画面いっぱいに映ったスマイルも美しかった!!そんでもって、金を獲ったにも関わらず少々控えめな喜びが、これまた大和撫子らしい…。

ということで、床に就いたのは午前4時をまわったころ…。眠いッ!!

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by abekasu_ny | 2006-02-25 02:48 | 今日の感動 | Comments(2)

ニューヨークでの暮らし方

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じゃーん、自宅初公開です! 
な~んていうのは、ウソです。願望でした。ゴメンナサイ…。

実はこちらは、とあるお仕事を通してお知り合いになった方のご自宅。別件でお邪魔することがあり、リビングルームを撮影させていただきました。仕事柄、いろんな方のお家にお邪魔することが多いのですが、こちらのお宅は、私の中での「ザッツ、ニューヨーク・ライフ!」といったイメージそのものです。

住んでいるのは、30代の若いご夫婦と4歳になる息子さんの3人。金融系のお仕事をされているご主人の転勤で、昨年日本から来たばかり。奥様のセンスでコーディネイトされたお部屋は、洗練されたコージーな空間です。

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フロアは23階。壁一面にかけられた絵画のような高層ビル郡は、もちろんホンモノ!窓から周囲を見渡せば、エンパイアステートビルにクライスラー、そしてそれを囲むようにミッドタウンの高層ビル群が目の前に! しかも昼と夜とでは部屋全体の印象までガラリと変わる。恐るべし摩天楼パワー!!です。このような高層アパート住まいは、ニューヨークで暮らす身としては「いつかは住んでみたい」憧れ。しかしながら、高騰の一途をたどるニューヨークの不動産価格。賃貸でも2ベッドルームで家賃4000、5000…1万ドルと上限にキリがない。庶民にとって高層暮らしは、夢のまた夢でございます…。

↑こちらに見えますのは、ダイニングから眺める夜景でございます。ワイン片手に甘い愛の言葉、そして(なぜか?)シャム猫がマッチしそう…と考える私は妄想のしすぎでしょうか?!

しかしながら、他にもいろんな暮らしのスタイルがあって、それぞれがまた絵になるのがこの街のすごいところ。赤レンガ作りの暖炉があるアパートだったり、だだっ広い倉庫を改造したロフトなど、絵になるお家はたくさん。不思議なことに、それもニューヨークらしいといえば、らしいんですよね。

さて私のボロアパートも、先日友人が遊びに来た際にカワイイと褒められまして、「なるほど、そんな見方もあるのか」と思ったところです。不思議なもので、他人の目を通すと「ボロイ」が「アンティーク」という形容詞に変わることもあるんですね。それ以来、我が家の格が自分の中でちょっとだけあがりました(笑)。
※といっても、高層アパートと同じページに私のアパートの写真を載せるのも格差が大き過ぎるので、今回はやめときます(!)

ま、どんな家でも住めば都っていうことですね…。

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by abekasu_ny | 2006-02-23 02:58 | NYでの暮らし | Comments(0)

NY 愛を確認する日 

f0063659_739596.jpgちょっと意味深なタイトルつけちゃいましたが、これ、アメリカの「バレンタインデー」のことです。日本では、好きな男性に「チョコをあげる」日。そして義理チョコの存在も大きいですよね(新聞にOLの70%が義理チョコをわずらわしいと思っていると書いてあったが、わかる気がするな…)。でもアメリカのバレンタインは、だいぶん様子が違います。

私もこちらに来た当初はまるで知らなくて、ルームメイトにもチョコを買うべきかどうか迷ったりしていたのですが、その後義理チョコなんていうものが存在しないことを知りました。アメリカのバレンタインデーは、わずらわしさが一切なくていいです!(笑)

じゃアメリカのバレンタインは?!
ここでは、本当に好きな人だけにギフトを送ります。
しかも日本とは逆に、贈り物は男性から女性へ
内容は、愛の言葉が綴られたカードやバラの花、それにちょっとした記念になるようなものが主流。
逆に女性からも彼氏やだんな様に贈り物をあげてもとても喜ばれます。
男女間だけではなく、家族内でチョコやスゥイーツを交換したり、子供たちは友達同士でチョコやキャンディを交換するようです。

そのため、やっぱりアメリカでもこの時期は、ショーウインドウもバレンタイン一色になります。ただし日本のデパ地下のようなすさまじい光景はまず見られませんけど(笑)。

f0063659_42522.jpgでは最後に、NYのチョコ事情を"ちょこ"っとご紹介!(←さぶい!!)

ニューヨークにはチョコがおいしい店はたくさんあるんですが、私が一番よく行くのはブルックリンにある「ジャック・トレス・チョコレート」。ここは、有名パティシエが開いた生チョコレート専門店。口の中でふわーととろける生チョコは、一度ほお張るとクセになります!

スパでもチョコを美容のために使用し話題になっていますね。あたしは勇気がなくてまだ行ったことがないんですが、上半身裸になって、ミルクやら温められたココアやらでスクラブマッサージをしてもらえるんだとか。そして仕上げにホットチョコレートクリームをどろっと塗りたくるられるらしい。う~ん、こんなんでホントに綺麗になれるのかはギモン。

今月25日までは、ホテル・リッツカールトンの「ザ・チョコレート・バー」で、チョコレートをテーマにしたデザートブッフェも開催中です! チョコレートとラズベリーのクッキーやビターチョコを使ったバナナタルトなど、甘いもの好きにはたまらないラインナップ。お値段は75ドルとデザートにしては割高ですが、一流シェフが作ったスウィーツを一流ホテルでいただくことを考えると、このくらいのお値段になってしまうのかも。
セレブ気分になって、優雅な午後のひとときを楽しむのも悪くないかも。

【おまけ】
バレンタインデーにお勧めのレストランはここ!
「One if by Land, two if by sea」f0063659_4143186.jpg


グリニッチビレッジの有名フレンチレストランで、
生ピアノ演奏の音色と共にいただく優雅なキャンドルライトディナーがロマンチック。
プロポーズの場所としても有名な場所です。

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by abekasu_ny | 2006-02-13 04:09 | イベント | Comments(5)

一面の銀世界

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大雪に見舞われた週末のニューヨーク。
これぐらいの積雪って、たしか3年ぶり?!



←ミッドタウン53丁目と5番街あたり


土曜の午後から降り始め、日曜の朝起きたら
外は一面の銀世界。。。
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↑家の近所。車がう、うもってる!!!

どこもここも、除去作業でてんてこ舞いでした。

先日のラジオで、日本は寒いというDJさんに
「NYは今年は比較的気温も高く、暖冬ですよ!」と声を大にして言ったばかりだったのに
翌日から急に冷え込み、その週末にはこの始末…。

いつもは観光客でにぎわっている5番街も、この有様。
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臨時休業や、夕方前に閉店するお店も多く、久しぶりにひっそりとしたミッドタウンでした。
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by abekasu_ny | 2006-02-12 07:16 | 街の風景 | Comments(4)

日本語を学ぶ、ハーレムっ子

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アメリカの公立学校が日本のように均一化されておらず、一部を除いて一般的にレベルが低いということは前のブログでも書きました。

しかし貧困層が今でも多く住むハーレムに、公立としては異例の大学進学率100%。ハーバードやコロンビア大学の合格者も出し、有名私立校顔負けの公立校があるのだとか。しかもユニークな授業がウリで、そこでは生徒の10%は日本語を勉強しているんだとか!!

学校の名前は、フレデリック・ダグラス校。ここで日本語を教えているのが、1歳の時にご両親の仕事の関係でニューヨークに移り住んだ市田麿州男先生です。市田さんはハーバード大学をご卒業した秀才。教師でなくとも、いろんなビジネスの可能性があるのでしょうが、マイノリティのために尽力したいと、この学校で日本語を教えて2年になります。

早速、どんな生徒が日本語を勉強しているのか見に行って来ました。

生徒の85%は黒人で、残りはヒスパニック系。白人やアジア人生徒は一人も見当たりません。アメリカでは時代遅れと言われている制服を導入し、規律が図られています。

教室に入ると、壁一面に日本の地図や国旗、そして生徒が書いた書初めなど、いろんな作品が張り出され、そこだけ見ると日本のようでした。↓
f0063659_530964.jpgそして生徒。最初は「ティーンネイジャーか、怖いな」とビビッていた私ですが、さすがは優等生!皆、熱心に日本語の授業を受けていました。…といってもまだ15歳の子供たち。集中力がいつまでも続くはずはく(笑)、「Mr.イチーダ!アンチュウモサクは何デスカ?」とガムをくちゃくちゃしながら全く授業とは関係のない言葉を辞書から引っ張りだして突然投げかけてみたり、ざわざわがやがやと他の生徒とやりあったりで、先生も大わらわ。先生が予め用意していたテニスボールが飛ぶ!飛ぶ!(笑)

ちょどこの日はテストもあり、すばらしいことに「外国語」「電話番号」「東京」「大学生」といった漢字までもスラスラと書いているのには驚きでした。全問正解をしていた女子生徒になんで日本語を勉強しているのか聞いたところ「だって、英語とは丸っきり違って、おもしろいから」とのこと。

f0063659_2494659.jpg→授業後も、熱心に質問する生徒。

日本語の授業は、大学入学のためのクレジットとして評価されやすいユニークな教育実績をあげるために元々設けられたようですが、生徒のきっかけは、男子は、「電化製品やPC、テクノロジー」「アニメ」などから日本に興味を持った子が多いようです。反対に女子は「将来ビジネスに役立ちそうだから」と現実味のある子もいるかと思えば「お金持ちの日本人と結婚したいから」というおもしろいきっかけの子もいて笑えました。

将来この子たちの中に、もしかすると本当に日本とアメリカの架け橋になってくれる子が出てくるかもしれませんね。

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by abekasu_ny | 2006-02-07 05:53 | 言語・教育 | Comments(2)

日々のアレコレ、出会い、取材こぼれ話まで。在NY17年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe
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