From tokyo to new york.

f0063659_8382978.jpgショップのプレオープニング・パーティーに顔を出すことも大切な仕事の一つ。
オープン前にどんな店か視察しとけば、トレンドの傾向がわかるし、新しい人との出会いもあるし、
何より雑誌のネタ探しのときにリサーチが不要ですからね。
しかし、いただくお誘いに全部出席するっていうことは至難のワザ。
だって、世界中のあらゆるショップが集まるニューヨークは、世界一の激戦地。
新しい店がオープンしてはクローズし、またどこかで違う店がオープンしてはクローズしの繰り返し。
(ニューヨークでは店の入れ替わりが1~2年周期。3年もてば成功といえるらしい)
ですから、こういうオープニング・パーティーの誘いもハンパじゃなく多く、とてもじゃないがすべてには顔を出せないのが現状です。

f0063659_13293595.jpg今回はたまたま時間があったのと、お店のセレクトがちょっと気になったので、
お邪魔してきました。
最新トレンドの発信地・ソーホーSOHOのど真ん中にオープンした
セレクトショップの「Space Mercer」。
f0063659_13295418.jpg事前にいただいていたプレスリリースには
「Designer Index」として、新進デザイナーの名がズラ~と連なる。
そしてその下には「From Tokyo」とあり

Antipast,Mar Enterprise,Green, Triptych,Mint Design, Cousette, Mina Perhonen,Nude:Masahiko Maruyama

というデザイナーズブランドの名が続いていた。 どうも、ニューヨーク初進出らしい。

こういうプレスリリースに、わざわざ
“From Tokyo”
と明記するところなんて、ニューヨークの最近の傾向だと思う。

つまり、「ミラノ発、知る人ぞ知る~~」とか「これからきそうなパリの~~」って書いてあるだけで、
なんとなく興味がそそられるのと同じで
「From tokyo」という言葉が、
ものすごく価値の高いブランドになってしまったなぁと改めて思う。

以前あるアメリカ人に、「日本人の私たちっていうのは、アメリカの映画や音楽、ファッションを身近に感じて育ってきた人が多いから、アメリカのそういった文化は身近なものであり、いつの時代も憧れの存在なのよ」って話したときに、「そうなの?日本のサブカルチャーやファッションのほうがオシャレじゃない?!」って言われてヘェ~と思ったことがあったが、
逆にアメリカ人から見ると、そうらしい。
実際に、日本人は世界でも稀に見るオシャレな民族だと、外から見て私も思うことだ。

パーティーでは、ラインナップもついでに見てきましたが、
ソーホープライスというか、桁が多いです!!
いや、観光でニューヨークに来たときは、こんなの簡単に買っていたさ。
しかし、ここに住んでいる今、なんかもう悲しいぐらいに買っていないね、高い服。
その場では目の保養だけして、そそくさと退散(泣)。

ちなみに「セレクトショップ」という言葉、実はこれ和製英語ってご存知でしたか。
英語でこの手の店を何て呼ぶか?
私は長らくその疑問を抱えたままだったのですが、
ある日、取材ついでにあるセレクトショップのオーナーに聞いてみたところ
返ってきたのは
ただの、「Boutique」(ブティック)
でした。
セレクトショップもそうでない店も、英語では大別しないんですね。
やっぱり日本語っていうのは、いろんな言葉や表現方法が豊富な言語なんだな~。

《おまけ2》
f0063659_13203130.jpgFrom Tokyo to New Yorkといえば、これもそう!
ソーホーに来たついでに、これも写真におさめてみました。
あのユニクロがニューヨークに進出して、1年ぐらい経ったかな~?
最初は期間限定の出店だったのに、Gap並の安さ、デザイン性の高さ、バラエティの豊富さ、そして日本製という品質の良さがニューヨーカーに認められ、今ではソーホーの目抜き通りブロードウェイに進出しています。この秋には、現在の場所から半ブロック手前のここに移るみたい。

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by abekasu_ny | 2006-08-29 08:28 | その他の仕事バナシ | Comments(0)

日々のアレコレ、出会い、取材こぼれ話まで。在NY17年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe
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