ニューヨークで食べるべき、本当においしい料理(1)ジャマイカン

ブルックリン植物園からの帰りに小腹が空いたので、お昼ご飯を食べられる店を探しました。あの辺はクラウンハイツといって、もともと黒人の多いエリアですが、最近は白人も増え、おしゃれなお店やカフェがぽつぽつでき始めています。

良さそうな惣菜&サンドイッチの店があったのでのぞいてみました。おしゃれなプリッツェルバーガーなるものがあり、おいしそう!プライスは13ドルほど。

ほかになかったら、ここに戻って来ようと思って少し歩くと
一見パッとしない、小さなジャマイカ料理の店を見つけました。

直感で、「ここは良さそう!」と思いました。
客層は、私以外全員黒人(英語のアクセントからおそらくみなさん、ジャマイカ系)
インテリアは、日本で言う駅前定食のような、おしゃれ度ゼロ。

でも、味は
最高においしかった!!!

f0063659_03181925.png

どれをオーダーしようか迷っていたら
女性スタッフが「オックステールあるわよ」って教えてくれたので、それにしました。

口の中でとろけるように柔かい、とろっとろ〜のオックステールのランチ。
ライス、キャベツの煮込み、プランテーン入り(7.50ドル)
写真は小さく見えますが、手のひら大でお腹いっぱいになりました。

ニューヨークは、個人経営のレストランのハンバーガーやステーキ、ピザがおいしいですが
このような移民が持って来た故郷の味は、今も安く提供されてとても美味しいのです。
(ブルックリンやマンハッタンの端の方も多いですが、近年の移民が多いクイーンズは特に多いです)

ご飯と煮込んだお肉の組み合わせというのは、日本人の口にとっても合います。
またジャマイカ料理というのは、日本でメジャーではないので、ニューヨークに来た際はぜひ体験してほしい料理の一つです。

f0063659_03183321.png

ジャマイカのミートパイ(roti ?)。1.75ドル。
これも激うま。

ほぼチャイニーズは住んでいないエリアなのに、
チャイニーズのおじいちゃんが一人やってきて、これを買ってたんです。
(英語ができないから、指であれ2つ、みたいな注文で)
チャイニーズのお年寄りって、基本チャイニーズしか食べないのに、
店に入るやいなやすぐにこれをオーダーしていたので、直感的に「これはおいしいぞ」と思い、私も注文。

おじいちゃんの舌感覚、大正解!

先日の本出版イベントで大好評だったのは、このような
本に書ききれない情報でした。

『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ』では、本の性質上
日本から観光でやって来た女性が一人でも入りやすい雰囲気のお店にフォーカスしたのですが
このようなちょっと入りにくい雰囲気、おやじっぽいバー、ブルックリンのざわざわした奥地にあって行きづらい名店など、ほかにもおすすめのお店はたくさんあるので、機会をみつけてブログで紹介したいと思います。

ちなみに、「ちょっと入りにくい雰囲気」というのは、あくまでもこちら側の勝手な思いこみにすぎないのかなとも思います。
ジャマイカ店でもポーランド店でもチャイニーズ店でも、
入って一度も嫌な思いをしたことはありません。
逆に、お店の人もお客さんも「アジア人が来た」って歓迎してくれたりします(もしくは、我関せず焉 笑)。

「日本食おいしいよね」とか「日本食大好き」って外国人に言われて私たちがうれしいのと同じで、
彼らも、ほかの国の人が自分たちの食べ物をおいしいと思えば、うれしいものなんですよね。

たまたまこの日見つけたお店は、D's Place Bakery でした。
このような名店がこれからも、そしていつまでも、ニューヨークに残っていきますように。


2018年3月2日全国発売
古くて新しいブルックリンの「今」。がわかる1冊



[PR]
by abekasu_ny | 2018-04-27 11:30 | | Comments(0)

在NY16年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe