ZOZOTOWNの前澤友作氏のバスキア作品を見てきた @ブルックリンミュージアム

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バスキアは必ず見に行かねばとずっと思っていたのです。
が、なかなか行けず、バスキア展(One Basquiat)の最終週にやっと行けました。

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会場のBrooklyn Museumは、1823年に創設された歴史ある美術館。

エジプト芸術から、近現代の歴史的な名作まで
さまざまな展示をしています。

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内観も歴史を感じます。

ブルックリン美術館は、コミュニティとの繋がりを大切にしていることで有名で
日ごろからかなりおもしろい趣向を凝らしていて、地域住民に大人気です。

例えば木曜日夜に無料ライブやダンスイベントをしたり、
月初の土曜日夜に、ファーストサタデーというイベントをしたりしています。

美術館を無料解放し
大スペース(下の写真)を使って、ライブやダンスイベントを開催。

照明も落として大音量でガンガン音楽を流し
どこかのクラブか?ってくらい盛り上がります。
(お酒も飲めちゃう!)

とにかく、歴史にとらわれず
かなり型破りの美術館なのです。

この日は金曜日でしたが
ヨガイベントの直前でした。

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そうしてずっと楽しみにしていたバスキア展へー。

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Untitled(1982)

会場の真ん中に飾られたたった1枚の作品。
バスキアの生がまだそこに宿っているかのように
若いエネルギーが溢れ出ています。
鑑賞者は誰一人一言も発せず、しばらくジッとその強烈な作品に見入っていました。

バスキアは何を隠そうブルックリナイト(Brooklynite=ブルックリン子)。
彼がブルックリン美術館のジュニア会員だったというのは、ここでは有名すぎる話です。

彼は絵の才能もそうですが
4歳までに読み書きができ
英語のみならず、フランス語やスペイン語の本も読み始め
11歳のときには3ヶ国語が流暢に話せるような天才児だったそうです。


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6歳のときにジュニア会員に(ジャン-ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)のサイン)


7歳のときに交通事故にあい
入院中、母親から渡された人間の解剖学の本がきっかけになって
このような解剖チックな作品がどんどん生まれました。

ちなみに1981年のUntitled[Head]とは、非対称になっている続編です。
(伏せた目と見開いた目、閉じた口と四角に開いた口など、見比べてみるのも面白い)

この作品、ZOZOTOWNの前澤友作さんが落札したことでも話題になりました。
つまり前澤さんの協力があって実現した展覧会で
会場入り口に、前澤さんに敬意を表す挨拶文が掲示されていました。

このようなバスキアの躍動感や生きるエネルギー溢れる作品を
彼の生まれ育った場所で自分の目で見ることができて
すごくよかったです。

この作品、次の展示場所はシアトル美術館です。





2018年3月2日全国発売







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Commented at 2018-03-13 12:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by abekasu_ny | 2018-03-13 12:56 | イベント | Comments(1)

在NY16年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe