他の誰より一生懸命に働かなくちゃいけない by Sammy Davis Jr

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今日はマンハッタンにある某企業に取材の用件でお伺いしたところ、
予想だにしなかった、別の大きな仕事の依頼を受けるという嬉しい出来事がありました。

担当者が来るまでの間、対応してくれた方が「どういうトピックの記事が多いんですか?」とか
「ライターになられて何年ぐらいですか?」とか、やたら逆質問が多いなぁと思っていたところ、
どうやらその会社の年2回の恒例イベントのDM作りやウエブサイトのリニューアルなどを手伝ってくれる
企画やライティングができる人を探しているとのこと。

ちょうど別の出版社のメモリアル・イシューが一段落したばかりの私。
願ったり叶ったりで、二つ返事で「やります!」と引き受けました。

しかし、こういうパターンっていうのは稀です。滅多にないからこそ、やたら嬉しい。

よく「いつもどうやって仕事を取ってくるの?」と聞かれますが、
だいたいが地道な“売り込み”です。
アメリカというのは強力なコネクション社会で、
仕事も紹介でもらうパターンが割りと多いけど、
NYでの社会人歴が短い私は、コネっていうのはあんまりないんです。
(ただし昔のよしみで、福岡の元仕事仲間から仕事をいただくことは、たま~にありますが)

やっぱり自分で「私、●●ができます!」って売り込むのが、一番確実。
時には企画書を作って、またあるときには大量のポートフォリオを携えて、
あたって砕けろ精神でいきます。
売り込みして、一発で買っていただくところもあれば、
撃沈するところもある…。
数ヵ月して忘れた頃に、いきなりオファーをいただくこともあります。
撃沈の場合は、私の企画がその媒体の性格に合わない、
もしくは私のギャラの相場と先方の予算が合わないなどです。

こういうときは、何かの本に書かれてあったサミー・デイヴィス・ジュニアの話を思い出す。
なぜ彼がいつも忙しくしていたか。その理由を、彼はこのように答えている。
「1番になりたいなら、他の誰より一生懸命に働かなくちゃいけない。俺はこの業界でいつも一流を目指してきた」。

「誰もはじめから大きなことを一度に3つも4つもできるわけじゃない。
一つのチャンスに取り組むようになると、突然もう1つのチャンスが巡ってくる。
2つのチャンスをきっちりこなすと、突然断りきれない別のことがあれこれ舞い込んでくる。
しばらくすると自分の手に負えなくなるってワケ」。

それまでの私は、ギャラが作業量と釣り合わなかったり、スケジュール的にきつきつの場合などは仕事を見送らせていただくこともあったのですが、これを読んでからは、仕事に対する自分のポリシーとして「いただく仕事は断らない」。そしていったん引き受けたからには、どんなにスケジュールがたいへんでも、最後まで弱音を吐かずにきっちりと仕上げようと、心に決めました。

今日いただいた仕事も、何かのご縁でしょう。先方の期待を裏切らないように、
一つ一つきちんとこなして、いいものを作ります!

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by abekasu_ny | 2006-07-13 15:22 | その他の仕事バナシ | Comments(0)

在NY16年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe