突然解雇

*** gooブログから引っ越しした記事。 写真といただいたコメントは残っているけど記事だけ消されるなど ブログに不備がみられるため exciteブログにお引っ越ししたました。 *** 

…といっても私のことではないが、日本ではあまり聞かない話なので、 今日はこのことについて書こうと思う。 

 今日、ある会社に仕事の打ち合わせに行ったら、 よく見かけていた社員の一人がいなかった。 なんと、突然解雇されたとか。 理由を聞いたが、それほど深刻な問題とも思えない内容だった。 教えてくれた他の社員の方が小声で言った。 「でも社長は、起訴を恐れて、あらゆる手段で了解してもらったんですよ」。 突然解雇はアメリカに住んでいると、珍しい話ではない。 急に「今日辞めてください」と促す。

 解雇される側からすれば、まさに寝耳に水の出来事だが、 企業側からすれば、あらゆる復讐(例えば社内秘の漏洩とか…)を予防するために、そうするのだとか。 だからといって、会社もおちおち安心してはいられない。 解雇された人が会社を起訴することも多い。 起訴社会のアメリカでは、ハンバーガーを食べすぎて太った人がマクドを訴えて勝ったぐらいだから、 優秀な弁護士次第で、いくらでも勝つ可能性はあるのだ。 それを恐れて、企業側は永住権のサポートをしてあげたり、向こう数ヶ月分の給料をあげたり、 いろいろと気を使うらしいのだ。 

 私がこれまで働いた福岡の古巣には、突然解雇はもちろんのこと解雇自体も稀な話だったので、 アメリカに来てこの話を聞いたときは本当に驚いた。 雇用側ー従業員双方にとってシビアすぎる話だが、 これもまた一つのアメリカの顔。

by abekasu_ny | 2005-01-25 04:46 | NYとアメリカ人 | Comments(0)

日々のアレコレ、出会い、取材こぼれ話まで。在NY17年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe
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