おじいちゃんが天に召された日

友人のおじいちゃんが、3月22日に天に召されました。
92歳でした。

おじいちゃんとは、初めてNYに来た1990年に会いました。
第二次大戦を戦ったおじいちゃんは自宅で、
日本の昔のお金を私に見せてくれました。

その後は、私もずっと日本だったので会うこともなかったのですが
再び2002年にこっちに来てから、友人がたまにおじいちゃんやおばあちゃんの話をするので
「またいつか会いたいわ」と言ってて、再び訪れたのが2年前。

当時、足腰はかなり弱っている印象でしたが
気はしっかりした感じでした。

2年前のおじいちゃん

去年になって、おじいちゃんが階段で挫いて骨折して手術したという話を聞いて
おばあちゃんの様子を見に行ったのですが
手術は無事に終了し、安心していたのもつかの間。

その後しばらくして、
「おじいちゃんとおばあちゃんはブルックリンの家を引き払って、パパの家族と一緒に、
自然の多い、サウスキャロライナに引越したのよ」と聞いたとき、
「あんなにブルックリンの生まれ育った家から離れたくないと言っていたのに
結局引越してしまったのね」と、いくばくかの寂しさを覚えました。

今から思えば、そのとき、もうおじいちゃんは迫り来る死期を感じていたのかもしれません。

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2年前の、孫のウエディングで踊るなど、元気な姿を見せていたおじいちゃん。

若いときは戦争などたいへんだったと思いますが、
1人息子と、4人の孫、3人のひ孫に囲まれて、幸せな余生だったことでしょう。
どうぞ、安らかにお眠りください。

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Commented by banban0501 at 2010-03-30 17:23
2年前のブログ 拝見
ピザを取りわけるのは 男の仕事なの???

アメリカのファミリーの雰囲気がでている写真でしたね

クリント・イーストウッドの映画「グラン・トリノ」を
思い出しました

まわりの環境が悪化しても 住み慣れた家と車を愛するお話でした
Commented by abekasu_ny at 2010-03-31 11:24
実際におじいちゃんが住んでいたブルックリンの家の周りは、おじいちゃんが幼少の頃と違って、ゲトー化が進む一方で、とても環境が良いとは言えなかったのですが、それでも住み慣れたこの場所を離れたくないと、頑なに意思を通していました。

一般的に、ピザの取り分けは別に男性の役割ってことでもないけど、
おじいちゃんは、このとき率先してやってくれました。
by abekasu_ny | 2010-03-29 13:53 | NYとアメリカ人 | Comments(2)

在NY16年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe