編集時代を思い出す (嗚呼 Back to '90 again!)
2009年 09月 07日
「よく分かりません」を連発......取材者泣かせの"寡黙すぎる女性歌手"とは?
(ごめんなさい、mixiに入ってない人は見られないかも~)
たまたまこんな記事を見つけて、前の会社での編集者時代を思い出した。
8年在職した中の最初の4年は、音楽ページ担当で、
レコ評、ライブ評、そしてミュージシャンへのインタビューが、仕事の柱だった。
毎日必ず1組、多いときで、1日3組以上。
大物から新人まで
90年代に活躍された日本人ミュージシャンは、ほとんど取材をさせていただいた。
物づくりをしているアーティストに毎日触れ合う、感性の磨かれる仕事、
今となっては「貴重な日々だったよな」と、つくづく思うけど、
当時の私はキャリアも浅く、どんどんと押し寄せる取材スケジュールを
半ば「さばく」ことに必死だったことも、なきにしもあらず。
(とても興味のある人なのに、
部内の他の編集者に取材をお願いしたり)
とは言っても、10万人に購買されていた媒体ですから
その代表として恥ずかしくないように、
引き受けた取材は、自分なりの「プロとして取材ポリシー」を持って臨んでいた(つもり)。
例えば…
●作品への個人的な好き嫌いはおいといて、まずはすばらしい点を「褒める」。
相手がハッピーな気分になると
話の膨らみ方が全く違います。
●他の媒体のインタビュアーが聞くであろう一般的な質問はさらっと押さえる程度にし、
自分ならではの、オリジナリティーある質問を心がけた。
「そんな質問初めてです!」と目をキラキラして言ってもらえることに
ある種の爽快感を感じたもの。
●知ったかぶりはしない。
音楽的知識を、知ったような態度で聞くと
必ず見抜かれる。
分からないものは「勉強不足で申し訳ありません」という姿勢でいると
快くいろいろ話してくれます。
●私がファンになった時点で、対等な立場での取材は不可能になるので、
どんなに好きなアーティストでも、「ファン」として振舞わない。
サインや写真をせがむなどは、もっての他。
などなど…。
話は戻って、冒頭の記事にもありますが、
確かにいろんなアーティストがいましたよ~(苦笑い)。
もちろん、大多数はとても良い方々だったんですが、
中には無口な人、性格の難しい人、態度のデカイ人など、ちらほらおりましたよ~(汗)。
(名前はここではあえて伏せますねー汗)
そして、たくさんの成功者にお会いして確信したこと。
それは、
長年第一線でご活躍されている人というのは、
相手が誰でも、私ら、しがない一編集者でも、腰が低くて
感謝の気持ちを忘れない、人格の素晴らしい人
だということです。
この4年間で、私が人柄で感動したアーティストのナンバー1は、、、?!?!
(ひっぱるつもりはなかったのですが、長くなりそうなので、つづきます)
※いただいたコメントは反映まで、しばらく時間がかかることがあります。
スパム対策です。予めご了承ください。
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(ごめんなさい、mixiに入ってない人は見られないかも~)
たまたまこんな記事を見つけて、前の会社での編集者時代を思い出した。
8年在職した中の最初の4年は、音楽ページ担当で、
レコ評、ライブ評、そしてミュージシャンへのインタビューが、仕事の柱だった。
毎日必ず1組、多いときで、1日3組以上。
大物から新人まで
90年代に活躍された日本人ミュージシャンは、ほとんど取材をさせていただいた。
物づくりをしているアーティストに毎日触れ合う、感性の磨かれる仕事、
今となっては「貴重な日々だったよな」と、つくづく思うけど、
当時の私はキャリアも浅く、どんどんと押し寄せる取材スケジュールを
半ば「さばく」ことに必死だったことも、なきにしもあらず。
(とても興味のある人なのに、
部内の他の編集者に取材をお願いしたり)
とは言っても、10万人に購買されていた媒体ですから
その代表として恥ずかしくないように、
引き受けた取材は、自分なりの「プロとして取材ポリシー」を持って臨んでいた(つもり)。
例えば…
●作品への個人的な好き嫌いはおいといて、まずはすばらしい点を「褒める」。
相手がハッピーな気分になると
話の膨らみ方が全く違います。
●他の媒体のインタビュアーが聞くであろう一般的な質問はさらっと押さえる程度にし、
自分ならではの、オリジナリティーある質問を心がけた。
「そんな質問初めてです!」と目をキラキラして言ってもらえることに
ある種の爽快感を感じたもの。
●知ったかぶりはしない。
音楽的知識を、知ったような態度で聞くと
必ず見抜かれる。
分からないものは「勉強不足で申し訳ありません」という姿勢でいると
快くいろいろ話してくれます。
●私がファンになった時点で、対等な立場での取材は不可能になるので、
どんなに好きなアーティストでも、「ファン」として振舞わない。
サインや写真をせがむなどは、もっての他。
などなど…。
話は戻って、冒頭の記事にもありますが、
確かにいろんなアーティストがいましたよ~(苦笑い)。
もちろん、大多数はとても良い方々だったんですが、
中には無口な人、性格の難しい人、態度のデカイ人など、ちらほらおりましたよ~(汗)。
(名前はここではあえて伏せますねー汗)
そして、たくさんの成功者にお会いして確信したこと。
それは、
長年第一線でご活躍されている人というのは、
相手が誰でも、私ら、しがない一編集者でも、腰が低くて
感謝の気持ちを忘れない、人格の素晴らしい人
だということです。
この4年間で、私が人柄で感動したアーティストのナンバー1は、、、?!?!
(ひっぱるつもりはなかったのですが、長くなりそうなので、つづきます)
※いただいたコメントは反映まで、しばらく時間がかかることがあります。
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banban0501 at 2009-09-09 07:06
貴重な経験からの取材する側の心得
日常生活の中でも 役にたちそうなアドバイスですよ
さて プロゴルファーの石川凌君は 若いのに
すばらしい模範的受け答えをします
友達などは きっと 指導する人がいるんだとかいいますが
実際に アメリカなどでは 有名人には そういう
アドバイザー的な人が必ずいるのですよね?
そういう人をみたことがありますか?
日常生活の中でも 役にたちそうなアドバイスですよ
さて プロゴルファーの石川凌君は 若いのに
すばらしい模範的受け答えをします
友達などは きっと 指導する人がいるんだとかいいますが
実際に アメリカなどでは 有名人には そういう
アドバイザー的な人が必ずいるのですよね?
そういう人をみたことがありますか?
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abekasu_ny at 2009-09-13 05:17
確かに、取材時の心得は、取材のみならず、あらゆる面で使えますね!!
有名人につくアドバイザーはアメリカで見たことがありませんが、
アメリカではオバマ大統領とか、日本ではミスユニバースなど、一挙手一投足が注目されていればいるほど、日本でもアメリカでも、そういう人がついていると思います。
そういや、日本の政治家でよく失言をする人がいたけれど、
あぁいう人は、ついていなかったのでしょうかね(苦笑)。
有名人につくアドバイザーはアメリカで見たことがありませんが、
アメリカではオバマ大統領とか、日本ではミスユニバースなど、一挙手一投足が注目されていればいるほど、日本でもアメリカでも、そういう人がついていると思います。
そういや、日本の政治家でよく失言をする人がいたけれど、
あぁいう人は、ついていなかったのでしょうかね(苦笑)。
by abekasu_ny
| 2009-09-07 01:41
| その他の仕事のハナシ
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