母の日コンサート

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スタインウエイホールのウエブサイトより拝借。

アメリカの母の日は、カーネーションという決まりはなく、いろんな花を贈ります。
私の友人の一人は、「マムを驚かせる」企画で、サプライズ帰省中。

そんな今年の母の日。
私の大切な友人で、私がNYで敬愛する女性の一人、寺尾のぞみさんが、
日本から両親を呼び寄せ、
ホストファミリーや友人ら、ざっと見る限り150人ぐらい?の人々を招待して、ピアノコンサートを開きました。

会場はSteinway Hallという、94年の歴史を持つ格式高いホール。
グランドセントラル駅と同じ建築家による作品らしい。

のぞみさんは、琴やバイオリンら弦楽器奏者を招いて、ピアノと一緒にセッションをやったり、
ピアノ初心者のお母さんと一緒にピアノを弾いたりし、
心温かくなる、ステキなコンサートでした。

…とここまで読むと、のぞみさんはプロの音楽家かと思いでしょうが、
音楽はあくまで趣味でやられています。
本業は、サマーキャンプの主宰者です。

私ととのぞみさんとの出会いは、かれこれ3~4年前でしょうか。
同じく私の大切な友人で、某TV局の女性支局長だったMさんが、帰国が決まった際に
「ニューヨークにいるんなら絶対この人を知っておいた方がいい」と
私への「置き土産」として、ご紹介してくださった人が、のぞみさんでした。

私がのぞみさんをすごい女性だなと思う理由の一つは、
有言実行を貫く方だから。

彼女は、それは輝かしい経歴の持ち主なのですが、
受験戦争だ、ニートだと、最近元気のない日本の子供たちを何とかしたいと
「日本でサマーキャンプをやりたい!」と思い立ち、仕事をしながら実行に移しました。

今回の「母の日コンサート」も、ある日突然、旦那さんにやることを宣言したらしいです。
彼女は声楽もやっていて、過去に、カーゲギーホールでもソロで歌を披露しています。

人と人を繋げることが大好きなのぞみさんは、
頻繁にパーティーやイベントを開催し
「類は友を呼ぶ」という言葉通りに、いつもすばしい人との出会いがあります。
(彼女主催のイベントはこちらとか、こちら

ほとんどのイベントに、無料で招待されます。
レストランを借り切った、年末のパーティーも無料です。
それで、たまには「悪いな~」と思います。
そしたら、のぞみさんは、「では、私はよいから、ご自分のお好きな慈善団体に寄付なさってください」とおっしゃいます。

女性として、人として、魅力的なのぞみさん。
キラキラと輝きながらピアノを弾く彼女を見ながら、私もこんな女性になりたいなと改めて思いました。

以前私が寺尾のぞみさんを取材した記事は、こちら

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Commented by banban0501 at 2009-05-11 11:48
すごい女性がNYと日本をまたいで 活躍されているのですね
ご紹介の記事も読ませていただきました

彼女の言葉
「実はね、このサマーキャンプを企画したとき、10人中8人から反対されたんです。"子どもがいない私にできるハズがない"と。本当に悔しかったですね。 でも"誰だって昔はみんな子どもだったじゃない、子どもに返れる気持ちがあるんだったらできる"と思った。そして私は親としてやるのではなく、親が子に教える場以外のものを作ろうとしているんだと思ったとき、周りのノイズなんて気にならなくなりました」。

親の立場でなく子供の立場で 活動するために
神様は 彼女を育ててたのかも?とおもってしまいました
Commented by abekasu_ny at 2009-05-12 13:01
わぁ、あんな長文記事を読んでくださったとは、感激!!ありがとうございました。
(だいぶん前のものなので、再編集したいと思う箇所は多数アリですが)

いつも、子供の立場、相手の立場で行動し、気遣いは人一倍すごいです。
でもって、つかず離れずの人間関係が絶妙。
人と人の間をいつも「ひらひら」と行き来するのぞみさんは、
最近出版された朝日新聞社発行の『アエラ』内でも、
Mさんに、「人たらし」とおもしろい表現をされています。
by abekasu_ny | 2009-05-11 09:50 | 人・ひと・ヒト | Comments(2)

在NY16年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe