キューバの生活(4)~Vida~

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「私の父が見せてくれたキューバは本当に美しかった。
どうしてこんなことになったのか…」

父親が昔撮ったキューバでの写真を思い出しながら、
道中知り合ったあるアメリカ人の年配の女性が言った。

****

ご存知のとおり、キューバはアメリカから経済制裁を与えられているため、
とにかく物資が少なく、あってもチョイスは少ない。

「だからと言って、彼らの家にまともにトイレやシャワーがない理由にはならない」と
その女性は嘆くように言った。

私が泊まった家でも、滞在中、断水が1回あった。
家主は「またか」といった表情で、手馴れた様子で、貯めておいた水を温め、
バケツに入れて私にくれた。
小さいボールでちょっとずつお湯をすくいながら、体を洗えと。
「命の水」だと、心の底から思った。貴重な体験だった。

このように、外貨を稼いでる家庭はまだマシ。
ちゃんとした「形」のシャワールームがあり、トイレットペーパーも買えるのだから。

しかし、現地通貨しか稼げない一般家庭は、そんな高価なものはなかった。
見た目はバラック小屋。内壁は、基礎のブロックなどがむき出しだった。

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外貨を稼ぐ、裕福な家庭のダイニング。
スペイン植民地時代の名残のコロニアル様式がステキ。

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こちらは、現地通貨で生活する家庭。

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どのビルも一見すごくキレイなのだが、よーく見るとかなり老朽化が目立つ。
このビルは、窓枠ごとはずれています。

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昭和の臭いがする、セントロハバナのデパート。
すごい人ごみでにぎわっているんだが、
商品も内装も、戦後間もない日本のデパートのような雰囲気。

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さいこ~にマズイ、ハム&チーズサンド(笑)。
しかも持ち帰り用の袋が一切ないため、その場で食べるしかない。
まともなファストフードがないので、私は何度かこの激マズ・サンドで飢えをしのいだ。

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日中は、お日様を有効利用。
10数年前に上海でも見た光景。

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ハバナの夕暮れ。
陽が暮れると、3メートル先も見えないほど、街中でも真っ暗になるため
この時間になると、「今のうちに写真を撮らなければ」と、焦った。

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Commented by banban0501 at 2009-01-25 17:42
ブログが更新されていたのに 気がつかず
今 キューバ旅行と オバマさんのニュースを
一気に読んでしまいました(笑)

空港でなくなった荷物は 帰国後ももどってこないって
いったい どこへいったのでしょうね~

よく 外国の人は 機内持ち込みで荷物を移動したがるのは
こんな お国事情の国もあるってことがわかっているかでしょうか?

スペインも危ないですよ~
荷物がよく行方不明になりますよ♪
Commented by abekasu_ny at 2009-01-26 01:27
banbanさん

スペインも危ないんですね。覚えておきます(笑)。

荷物は、私の予想では、メキシコでの乗り継ぎの際に
空港職員に盗まれたのではないかと思っています。

バックパックだったので通常は機内持ち込みしようと思っていたのですが、虫さされスプレーが持ち込み不可だということで、
その場で捨てるか、チェックインかを迫られ、
適当なバッグがなかったので荷物全部チェックインしたのですが
今思えば、あの虫さされスプレーを捨てればよかった!!

いい勉強させてもらいましたわ。
by abekasu_ny | 2009-02-02 02:40 | 旅の想ひ出 | Comments(2)

在NY16年目。日米でのエディター&ライター歴20年。 大きなアメリカ人の中に埋もれないよう、小粒ながら日々がんばっています!


by Kasumi Abe