《ニューヨーク直行便 》日々のアレコレ、出会い、取材こぼれ話 ... Since 2005

kasumilny.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧


2013年 11月 25日

You are shining

f0063659_11182643.png
オフィスからランチを買いに行く途中、毎年春に咲く花。
とある通行人によると、「マグノリアの一種だろう」とのこと。
すごくいい香りを放ちます。
でも、その命1週間ほど。花の命は短し…。

たまーに、ランチを買いに行くデリでの出来事。

2〜3回ぐらい、会ったことがあるレジ打ちの感じの良い女の子が
この日もいい感じで「ハ〜イ」と迎えてくれた。
こちらも自然と笑顔になってお金を渡していると
その子がいきなり「You are shining」と言ってきた。

私は最初何のことを言っているのか飲み込めず、
一瞬、あれ?もしかして、メークでキラキラ付け過ぎた?と思ったほど。

彼女はもう一度、自分の顔あたりを両手で囲むような身振りを交えて
「You are shining!」と言ってきた。

ここで気づく。彼女は「私の表情が輝いている」と伝えたかったようだ。

私から即座に出た言葉。
「You too!」
社交辞令でも何でもなく、彼女こそが輝いていると思ったから。
一瞬、二人の間に幸せな空気が漂いました。

正直この日、またレジに行く前に自分の中で何か良いことが起こったわけではなかったので、
私が輝いてる表情をしていたというのであれば、
それは輝いている彼女が、私をそうさせた、ということなのだろう。

対人関係は、本当に合わせ鏡のようだと思ったエピソードでした。
いい意味でも、悪い意味でも。
そして「She made my day」
このエピソードが、私の1日を素敵な日にしてくれたのは言うまでもありません。

やたらめったらニヤニヤっていうのもどうかと思うけど
やっぱり笑顔って大切!

f0063659_11185151.png
マグノリアの今。
オー・ヘンリー作『The Last Leaf』を思い出します。

来年の春が待ち遠しいな。


The best way to cheer yourself up is to try to cheer somebody else up.
-by Mark Twain




[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-25 03:38 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(2)
2013年 11月 24日

Harlem USA

f0063659_55494.jpg
f0063659_56198.jpg
f0063659_563883.jpg
f0063659_565491.jpg
「Harlem USA」
この言葉には、ハーレムという街が全米一有名な黒人コミュニティーだという意味が込められています。

10年前、友人がハーレムに住んでいたので、何回か訪れたことがあったけど
ここ最近はご無沙汰でした。
当時の印象として、
「人が多くて楽しい場所。おばちゃんとかがフレンドリーで大らかで親切」
「食べ物がうまい」
「夜はちょっと怖い雰囲気になるから、あまり近づきたくない」
ってこと。

今回企画モノで、この街にほぼ毎日といっていいほど通いました。
夜は最初の頃、ちょっと怖かったかな。
わたしの住むブルックリンでは、深夜何時でも地下鉄に乗れますが
やっぱり慣れない場所は、警戒してしまいますね。
でもその心配も杞憂に終わった。

80年代ごろまで危険エリアの代名詞だったハーレムですが
最近、トレンディーな店や高級コンドが立て続けにオープンし、「オシャレエリア」へと進化中。
この街の住民は、この変化についてどう思っているのだろう?と、思っていました。

今回、改めて頻繁に訪れるたびに
この街の魅力に引き込まれていきました。
ニューヨークに長く住むと刺激もなくなってきますが
ハーレムは訪れる度に、毎回刺激が待っていました。

特に最近の話題は、ニューアメリカンの「Cecil」とジャズの「Minton's」。
ヤングプロフェッショナルたちで毎晩にぎわっています。
ニューアメリカンの「Red Rooster」も、その地下の「Ginny's Supper Club」も
店に入ると、メトロセクシャルな人でごったか返し、
一瞬ここがハーレムであることを忘れるほど。

ハーレムには、この街が大好きで住み着いている日本人が多いのも特徴的。

ハーレマイトと呼ばれる、ハーレム生まれ育ちの住民と話してみて
この街の変化については口をそろえて、「Welcome」。
おまけに皆さん、口をそろえて
「ここの住民はフレンドリーで道で会ったらごあいさつは当たり前。
そして誰でもウェルカムしてくれるよ」と。

実際に歩いてみると、いろんな人から声が掛かりました。
通常のナンパは置いておいて(笑)、
信号待ちしていると、おばさんが「あなたのブーツかわいい」と褒めてくれたり、
よっぽど小金持ちに見えるのか、
「アパート探してない?」と営業されたり
「ボディガードが必要になったら連絡して!」と名刺を渡される、など(笑)。

「Africa Kine」というレストランも、入った瞬間、懐かし~感じがしました。
道で気軽に話しかけられたり、アフリカ・キネのあの賑わっている雰囲気は
なぜか、数年前に訪れた中南米の旅を思い出させてくれたのです。

特集に協力してくれたMegumiさんが言いました。
「ここはまるで独立国」。
うん、そうかもしれません!!

独立国・ハーレムには、アポロシアターや教会でのゴスペル、ジャズクラブだけじゃない
様々なサプライズが待っています!

f0063659_572134.jpgf0063659_573978.jpg
左は今話題のレストラン、セシル。右はハーレム観光案内所「Welcome to Harlem」のキャロリンさん。

PS. ハーレム発のオフブロードウェーショーで80年代に日本でも大ヒットとなった
「Mama I want to sing」が
12月と1月に、東京と大阪で上演されます。
「リアル・ハーレム」を体感できますよ!



[北米 人気ブログランキング]

[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-24 05:23 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2013年 11月 21日

オフブロードウェー「フエルサ ブルータ」

f0063659_104373.png
日本から食関係の視察にいらっしゃった経営陣の方々がショーを観たいということで
ニューヨークにはもう何度もいらっしゃっており、普通のブロードウェーより
こういうのもいいだろうと、友人のすすめもあって
「Fuerza Bruta(フエルサ ブルータ)」にお連れした。(←ビデオも観れます)

ショーの注意書きには、
座席はなく、オール立ち見。
そして、濡れやすいのでご注意、とある。

まったく想像できません…。

そして開演。
f0063659_361071.jpg
f0063659_362352.jpg
ショー前半は男性と2人のダンサー(右上)が登場。

ステージは会場の側面も使って行われ、お客さんはステージが動くごとに
ぞろぞろと移動しながら観るというスタイル。

そしてステージは、側面だけではなく
なんと天井をも使うという大掛かりなものだった。

言葉で説明するのは難しいんだけど
天井が水槽になっていて、その中でダンサーが泳ぎながらパフォーマンスする。
だんだんとその水槽が観客の頭上(手で触れるぐらい)まで降りてきて、
すぐ目の前で、水しぶきをあげて動きまくるダンサーを観れるのです。

天井に一人の人魚姫(?)が現れ…
f0063659_374738.jpg

だんだんと天井(水槽)が頭上まで降りてきて、ダンサーの表情もはっきり見れます。
f0063659_10153431.png

こうやって触ることも…
f0063659_10155719.png
f0063659_1016347.png
f0063659_101766.png
f0063659_10294381.png
f0063659_10175080.png

フィナーレは紙ふぶきの中、ダンサーが全力疾走。
その後、DJが出てきて会場はクラブ状態となり、水の放出(?)
f0063659_3151777.jpg

濡れるかもとあったのでどんなもんかと心構えして行ったけど
ど真ん中にいない限りは大丈夫だった。

クラブ的要素も強く、観客は若い人が多かった。
普通のステージで行われるパフォーマンスに飽きた方は
この手の刺激的なショーがおすすめです。




[北米 人気ブログランキング]

[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-21 12:13 | コーディネート【研修&ツアー】 | Comments(0)
2013年 11月 18日

大江千里さんジャズギグ in Harlem

f0063659_9594435.png
土曜日はなかなか興味深いnight outになりました。

まずは、とあるコンテンポラリーミュージックのライブへ。
ピアノとフルートのデュオなんだけど、
この夜はドラムはベース、木琴(?)なども入ったセッション。
コンテンポラリーって普段はほとんど聴かないけど
聴きながらなんとなく「お芝居」的な音楽だと思った。
たまにはこういう音楽もいいかもしれません。

そしてその後は今晩のメインイベント、
Kevin Fitzgerald Burkeさん主催、大江千里さんのジャズライブへ。

場所はハーレムの「お家を改造した場所」。
招待フライヤーには「Members Only」とある。
私メンバーではありませんが、なんかおもしろそう!

行くと看板もない普通のビル(アパート)です。
f0063659_41222.jpg
「え?ここでライブ?」と思っていたら、半地下から男の人が出て来て、
「ジャズか?」と。
「アイアイサー」と答えると、怪しげな半地下に連れられ。。。
ドアを開けると、、、
f0063659_11541948.jpg
f0063659_11543726.jpg
コージーな雰囲気のプライベートサロン!
(おおお、なんか禁酒法時代の酒場みたい??)

なんでもKevinさんは、この「ビル」の所有者で
自分のライヴ活動のために、このお部屋をライブ仕様にリノベートしたんだとか。
だから2階からクレームが来ることなく、一晩中でもライブをガンガン楽しめるっていうことですね。
お金持ちはやることが違います。
f0063659_1155977.jpg
大江千里さんのジャズライブはこの日2回目ですが、
普通のジャズクラブに比べてアットホームな雰囲気で、すごく良かったです!
ジャズがやりたくて来米し、苦労して音楽大学を卒業し、
50歳過ぎでアメリカでジャズデビュー。
今こうやって素敵な音楽仲間に囲まれて、地道にジャズ活動をされている千里さん。
チャレンジングに年齢は関係ないんだと思わされます。
いい夜でした〜。

ギグの後は「腹が減った」とお連れの方(仕事仲間)が言うので
深夜のドミニカンレストランへ。
f0063659_11554167.jpg
時計の針は、真夜中12時30分。
チキンのフライにフライドライス、ビーンズ、白ご飯…。
うまい!やすい!
でもこの時間帯の揚げ物とこの量、
超危険!!(笑)


[北米 人気ブログランキング]

[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-18 04:43 | イベント | Comments(0)
2013年 11月 17日

ハーレム三昧

ここ最近、仕事でずっとハーレムです。
今晩も、昨年取材させてもらった大江千里さんが
たまたまハーレムの民家を改造したところでギグするっていうんで行ってきます。
いや〜昨日の夜もむっちゃ濃い夜になりました。

ハイエンドなヤンエグが集う高級ジャズクラブがあったかと思うと
少し行けば、西アフリカにあるような
レストラン(アフリカでは高級の類)があり、人は親切。
最後は当地最古で地元民が集まるジャズクラブで〆。

知り合いと偶然の再会もあったし。。。

ニューヨーク長く住むと刺激がなくなりますが、
ハーレムはまだまだアメージングな場所があり開拓のしがいがありそうな予感。
楽しい!
[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-17 04:48 | 日々のつぶやき | Comments(0)
2013年 11月 15日

HOTEI in NYC

f0063659_1511084.jpg
f0063659_1515356.jpg
f0063659_1504252.jpg
布袋さんのライブを見せていただきました。
700人収容の会場、ボールルームハイラインは、お客さんでいっぱい。
布袋さんのライブ初めてですが、すごくすごく良かったです。
インストが多かったため、シンプルに楽器を楽しめました。

改めて、布袋さんて本当にすごいギタリストだと思いました。
ギターがしゃべったり、踊ったりしてましたからね(私の錯覚かしら?)
まさに日本の宝。日本の代表として、これからもどんどん海外で活躍してほしいです。

そして布袋さんが選んだメンバーだけあって、
NYベースのミュージシャン(Zachary Alfordさんのドラムさばきとか)も
本当にすごかった!
グルーヴっていう言葉でよく表現されるけど、
それぞれのサウンドが重なってグルグルと「完全に」に渦巻いているのが、「見えた」。
うねりに飲み込まれて、最後は不意に涙出そうになった。
ロックのライブで演奏聴きながら涙出そうになるのは、人生初めて(たぶん。解散ライブなどは除く)。
いい経験させてもらいました〜。

公演終了後、布袋さんやメンバーの皆さんにもご挨拶させていただきました。
布袋さんの手、
細長くて、柔らかくて、意外と華奢な印象でした。
さすがアーティスト。

そしてその後、ベーシストのTony Greyさんともお話していたら、
実は何かのトラブルで、布袋さんがロンドンからNYに到着したのはなんと「今日」(さっき)だったとのこと。
「来ないかと思ったよ」と冗談まじりに言ってましたが、来なかったらヤバかったですよね(笑)。
「音合わせはいつやったの?」と聞けば
「5日前にロンドンで公演やったから」とのこと。
マジで、まじで?!
本番前のリハーサルもままならないながらも、あの内容。。。
「一流」と呼ばれる人が集まると、こういうことがいとも簡単にできちゃうんですね(Sigh...)。

布袋さん曰く「また来年もニューヨークでライブをやりたい」とのこと。
ぜひ実現してほしいです。

f0063659_154378.jpgf0063659_1543341.jpg



いつもはベッドに入って5秒でノックアウトの私ですが
今日は興奮?して、全然眠くない(笑)



[北米 人気ブログランキング]

[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-15 15:34 | イベント | Comments(0)
2013年 11月 12日

蛯名健一さんのロボマトリックスを生で観た。

f0063659_450032.jpg
蛯名健一さんにインタビューした話を以前の記事で書きました。

記事

America's Got Talent (AGT)で7万5千人の参加者の中から全米1になり、
9月末から全米ツアーをしている蛯名さん。
今日はそのLIVEで、いよいよニューヨークのスタテン島にやって来るということで
観に行きました。

スタテン島はマンハッタンの南端側に位置し、
マンハッタンからは無料のフェリーが出ています。
自由の女神の前を通りながら、約25分で到着。

そこから徒歩で5分ぐらいのところに会場のSt. George Theatreがあります。

ショーには、AGTのシリーズ8に出演したパフォーマーが集合し
歌や手品、コメディーなどそれぞれの芸?を披露。
そして取りはやはり、優勝者の蛯名さん。
テレビやYoutubeでは何回も観ている彼のパフォーマンスを生で初めて観ました。
顔が取れてぽろりと落ちるパフォーマンスや、ロボマトリックスは生で観るとやっぱり感動。

最後出演者全員が出てきてフィーナーレっていうとき
真ん中に立っていた蛯名さんが、胸元から小さい星条旗を出してヒラヒラさせ
裏返すと、日本の日の丸が!
両方の国の旗を束ねて一緒にヒラヒラさせて、微笑ましかったです。
(そうだ!今日はベテランズデーだった)

”アメリカ”のタレントショーなのに、なぜ日本人が優勝するんだ?
というアンチ派もいるようですけど、
日本人だろうと何人だろうと、才能持った人が、一般の視聴者によってトップになれるのが
アメリカって国なんですよね。

全米35カ所をまわり、ほぼ毎日パフォーマンスしてらっしゃる気力と体力は相当なものだと思います。
AGT ツアーは残り3夜。最後まで思いっきり楽しんでほしいです。





[北米 人気ブログランキング]

[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-12 13:28 | イベント | Comments(0)
2013年 11月 08日

アメリカもミニサイズの時代

f0063659_1303521.jpg

f0063659_151596.jpg
いただいた差し入れ。
miniカップケーキ。カワイイ❗️
アメリカもミニの良さが分かってきたか。

ところで今日、
ずーとお会いしたかった草間彌生さんに
やっとお会いできた!
お話&握手までしてしまった。わわわ。
またこの話は後日〜。
[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-08 14:55 | | Comments(0)
2013年 11月 05日

La Soiree ラ・ソワレ

「ラ・ソワレ」というショーに、プレスレビューで招待してもらいました。

f0063659_954438.png

La Soiree
(↑ビデオ観れます)

サーカスとキャバレーが融合したショーで
世界12か国24都市で大ヒットしたとのこと。
何やら観る前から面白そうな予感、、、

観た感想、
とにかくハチャメチャで面白かった。

この時期NYに来る方、
普通のブロードウェーショーに飽きた方
コメディーが好きな方
下ネタOKな方
に、おすすめです。

キャバレーなんで基本男性向けだと思うんだけど、
女性も十分楽しめる内容。
なんてったって
ムキムキのイケメンが上半身裸で披露するポールダンスや
イケメンが浴槽でずぶ濡れになりながら披露する曲芸が美しく
セクシー過ぎ〜(しかも笑える)。

手品の女性が結局全裸になってしまったり!!!!(あのハンカチはどこへ?)
館内でタバコをふかしたり、それを口の中で消したり(nycでは室内の喫煙は違法のハズだけど許可もらっているのでしょう)
お客さんを色気で挑発したり、お客さんの飲んでるビールを取り上げ一気飲みしたり、
超ギリギリ?の内容。これができるところがニューヨーク!?

素人の観客もどんどん巻き込んでいって、その人たちの表情を観るのも一興。
最前列は男性だとステージに上げられやすいのと、水に濡れやすいのでご注意(ビニールシートあり)

MY評価:★★★★★

f0063659_9543067.png
フィナーレの場面




[北米 人気ブログランキング]

[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-05 12:58 | 今日の感動 | Comments(0)
2013年 11月 04日

NYCマラソン→IKEA、日米の接客の違いについて思うこと

今日は年に1度のNYCマラソンの日だった。
これがあると秋だな〜と思います。
うちの近所がコースなので、少しだけ観戦。
私が出遅れたので、見れたのはかなり最後の方だったけど、
足をひきずりながら一生懸命走っている初老のランナーなどを見ると
ジ〜ンと涙腺がゆるみます。私もがんばらないと、と励まされます。

その後は、しばらくぶりのIKEA(日本語ではイケアだけど、英語ではアイキア)へ。
うちの近くから無料シャトルバスが走っているんですが、
バスに乗り込んで待ってると、女性が買ったばかりと思われるドリンクのカップと食べ物の入った紙袋を持ってバスに乗るために列に並んでいました。

バスの中では飲食は禁止されているようで(私は知らなかった)、
運転手はその女性を見るなり、「ダメよダメ。飲食物の持ち込みは禁止よ」と女性客の乗車を拒否しました。
女性は食い下がりましたが、「これは私のルールじゃなく会社のルールなの。
そもそもIKEAに行こうとしてるんだから、IKEAのルールを前もって理解しておくのは当然」というようなニュアンスの台詞も吐いていました。

女性はそれでも、このバスに乗れなかったら困るという感じで
列の最後尾に並び懇願していたのですが
「(飲食物を捨てるか、乗らないかは)あなたのチョイスだから」と切り捨て、
結局その女性は乗車を諦めて、歩き去りました。

私はその一部始終を見ていて
同じことが日本で起こったらどんなやりとりになるのかな、と考えていました。

「たいへん申し訳ありませんが、こういうルールになっております」
「ルールのお知らせが徹底されておらず、ご迷惑をおかけします」
申し訳なさそうな運転手と、怒りがにじみ出た乗客が思い浮かびます。

でもここはアメリカ。
客だろうと何だろうと、ルールはルール。ダメなものはダメ。
ルールを知らなかったのは100%顧客側の落ち度。
日本のように、「お客様は神様」ではありません。
私はアメリカに来てからこういうイーブンな関係にすっかり慣れてしまったので、
相手が誰だろうと気を使わず、noはnoとはっきりしている態度がすごく楽。
たまに日本に帰って、お店でtoo muchなサービスとか作り笑いとかを目の当たりにしたり
謝罪要求とか聞くと疲れます。

少し前、日本のどこかの街で、ある女性が店にクレームを出して
店のスタッフに土下座をさせたとして逮捕されたというニュースを見て、驚きました。
土下座させる人もさせる人だけど
土下座する方もする方だな、、と。

サービスの良さは日本の素晴らしい面ではあるけれど
それは同時に、消費者を必要以上に甘やかし、わがままにしているのかもしれないと
このIKEAバスの一件で思いました。



[北米 人気ブログランキング]

[PR]

by abekasu_ny | 2013-11-04 12:42 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)