《ニューヨーク直行便 》日々のアレコレ、出会い、取材こぼれ話 ... Since 2005

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カテゴリ:NYやアメリカ人についてあれこれ( 190 )


2017年 02月 13日

安倍首相とトランプ大統領の握手について

当ブログには、過去記事「アメリカ人との正しい握手の仕方」をきっかけに訪れてくださる方も多いです。
握手は、欧米人と接するときの最初の関門なので、興味がある方も多いのでしょう。

さて、先日、安倍・トランプ外交での握手で、握手の仕方と安倍首相のroll eyes(びっくりしたときの目の動き)が話題になりました。
私も映像を見ましたが、あれはトランプさんの握力が”意図的”に強過ぎたのでしょう。
がっちりと安倍さんが、”握られている”握手でしたね。

アメリカ式に言えば、かなり強い握手(&アピール)は、
上下関係を無言で表現しています(トランプさんが上ということです)。

普通ではあまりない握手の仕方です。

それから、カメラマンが「こっち向いてください」と言っていたのを
トランプさんが安倍さんに「彼らは何と言ってるんだ?」と聞き
本来なら"They said that look at them’(彼らは、自分たちを見てと言ってる)と言うべきところを
「Look at me」(私を見て)と言ってしまったため、
トランプさんが、安倍首相をジッと見つめてしまうことになりました。

安倍さんはその後、ジェスチャーで「カメラを見て」と表したのですが
トランプさんには伝わっていなかったですね。

両者の詳しい会談内容を把握していませんが、私はあの握手の仕方と、2度のタップ(トランプが安倍首相との握手に両手でカバー)で
トランプ氏による”自分が上”という上下関係を、無言で表現しているボディランゲージを感じてしまいました。

握手の後、トランプ氏が’’Strong hands’と言って、フィッシングのようなジェスチャーをしました。
あれも、トランプ氏の「いい魚が見つかったから逃げられないようにしたのさ」という意図を感じました。
(実際は、釣りのときのような感触だったね、という軽い気持ちかもしれませんが)

日本がアメリカにうまく利用されないことを願います。

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by abekasu_ny | 2017-02-13 11:49 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 12月 30日

NYの冬が楽しくなる防寒法 2016-17


私のブログを訪問してくださる方によく読まれる記事に
以下のものがあります。

NYの冬が楽しくなる防寒法


毎年だいたい11月に入ってぐらいから、アクセス数が伸びます。
そしてニューヨークでは、毎年クリスマス超えたあたりぐらいから”本当に寒い”冬の到来となりますので、アクセスも軒並みup up!
(今年はそういう意味で、”まだ”寒くありません)

私の中でマイルールは、毎年氷点下マイナスになるまでは
日本でも着るような普通のコートで乗り切ります。
(さすがに摂氏2〜3度ぐらいになると、その下にユニクロのウルトラライトダウンを重ねることも)
氷点下以下になったら初めて、二重構想の最強ダウンをワードローブに投入します。

厚手の最強ダウンは、前回(上)の記事でも紹介した、Mackageのダウンが多いですね。
Mackageは本当に気に入ったので、あれから黒&茶と、色違い、デザイン違いのダウンを2着揃えました)


ニューヨークの最強コート選びのポイント:

  • ボディはもちろん、首元や手首なども二重構造のしっかりした作りを選ぶ(その分、その下は半袖やノースリーブワンピなどが、NY風)
  • サイズは小さめがかわいい(Mの人はSを、Sの人はXSやXXSをトライして)
  • ウェストが絞られているもの(シルエットがぼってりしがちだからというのはもちろんですが、ウェスト周りをタイトに絞ることで風の入りを防ぎます!)
  • フードがついているもの(日本ではただの飾りですが、こちらは耳が痛くなるほど本当に寒いので。特に吹雪の日は重宝します)
  • 色は黒以外がよいかも(NYではみなさん、黒色のコートや服ばかりです)


ところで、今年はダウンを新調しようといろいろ見ていました。
MONCLERとかもいいんだけど高い! 
1000ドル、2000ドル出さなくても
デザインがかわいくてあったかくて質のいいものは…

行き着くところはやっぱり
”本当に寒さを知っている人が作る”カナダ産のダウンなんですよね。

みなさんもご存知「Canada Goose」はあたたかくて本当に人気で、2〜3年前から街中で着ている人たくさん見かけるけど
あまりにもたくさんの人が着すぎているので、私はやめました(笑)。

私が今年選んだのは、、、



(Mackageの姉妹ブランドです)

お値段も600ドルちょっとでデザインもかわいいし、すごく気に入っています。
色は、白に近い薄いグレーを選んでみました。

コートやバッグ、シューズを新調すると、それだけでお出かけが楽しくなりますね〜♪
これで、今年の冬の準備万全です!



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by abekasu_ny | 2016-12-30 09:42 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(1)
2016年 09月 09日

フォスター犬その後&犬関連

前回の更新から少し時間が経ちました042.gif

相変わらず元気なのですが、4月に仕事を完全独立して以来、ありがたいことに
お休みも週末にしっかり取れないくらいスケジュールがぱつぱつで…。

でもフリラのいいとこは、やった分だけ対価としての見返りがあるのと
お休みに関して言えば、例えば週の半ばとかで自由な時間ができると
好きなことやれたりと、自分で時間をマネージメントできるところ。
会社員だとそういう風にはいきませんからね…。

さて、今日は少し時間ができたので
1ヵ月半ぐらい前のことですが(汗)、自分の佳き記録のために、犬のフォスターをした里親経験を記しておきます。


人生初の犬との生活。その後


前回こういう記事を書きました。

犬など生まれてこのかた一度たりともご縁がなかったのですが
何の因果か、友人からの一声で二つ返事。生後6ヵ月の犬との生活が7月に始まりました。

やって来たのはかわいくて愛嬌のある真っ黒のパピー(オス)。プエルトリコ出身で名前はCoqui(スペイン語で小さいカエルの意)。
私的にはちょっと覚えにくいので、日本名: こうき と命名しました。

で、この男。
こう見えて、人(特にブラックの男性)と綺麗なお花が大好き(なぜだ?笑)。
うちに来た当初は遠慮がちだったんだけど、だんだん心を開いてくれていっぱい遊びました。
ただ、しつけに関してはトレーニングが未完成の状態だったので、
おしっこ問題に悩まされたのと、ある日なんて家に帰ったら泥棒が入ったと思ったぐらい、家の中がひっちゃかめっちゃかになってたり
もぅ、いろいろ悩ませてくれる存在でもありました(泣)

そうこうしていたら、2週間で里親が決まり、優しい(しかも裕福な)人の家に貰われていきました。
こうきくんは元はプエルトリコのホームレスなんだけど、今じゃお屋敷が建ち並ぶ高級住宅街、ブルックリン・パークスロープ在住ですからね!
なんという強運の持ち主なんでしょうね、この犬。

新しいママとお兄ちゃんと。
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まぁそんなこんなで、いたらいたで楽しいことと同じくらい悩みも尽きなかったんだけど
いなくなったらいなくなったで、たった10日間のショートリレーションシップだったけど、
わたくし、あろうことか、ちょっとしたペットロス状態に(苦笑)。
「幸せになるんだよ〜」って願いながら、毎日こうきくんのかわいいビデオや写真を見る日々が続きました。

そんな私を見かねてか(?)、こうきを最初に連れて来たKさんが、
私をとあるパーティーに誘ってくれまして。

Kさん曰く、「プエルトリコから到着した犬をウェルカムするパーティー」。しかもレストランで。
誰もがプライベートで忙しいはずの土曜の夜に、御犬様が主役のパーティーなんだって。


レストランが主催。犬が主役のパーティー 

向かった先は、ブルックリンのオシャレなイタリアンレストラン

ここのオーナーで大の犬好き、フランシスコさんが
プエルトリコの家なきこ(犬)のレスキュー団体、Sato Projectと組んで、
この日飛行機で到着したばかりの犬たちのために自分のレストランを解放し、歓迎パーティーを企画したものでした。

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フランシスコくんに初対面でご満悦、店のオーナー、フランシスコさん。

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もっとたくさんの犬が来店する予定だったんだけど、お店に寄る前に
里親のところに貰われていった犬もいたので、実際に来た犬は数匹だけ。
でもメインの犬(右)は、フランシスコという店のオーナーと同名を授けられたりと、
それはそれはすばらしい歓迎ぶり。

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通りすがりの人、お店で食事をしていた一般客、いろんな人が寄って来ます。
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とにかくわかったことは、本当にニューヨークの人たちは犬が大好きなようで。

犬のためなら無償のボランティアしたり、お店を解放したり、何でもするんだね。
実際にこうきくん一匹の里親探しのために、動いた大人は私も含め4人もいたしね(皆ボランティア)。
そしてどんな犬でも飼い主が数日以内、長くても1ヵ月以内には見つかるらしいです。
(たまに相性の問題で返品?もあるらしいけど、必ず次の親が見つかるんだって)

先ほどのKさんも長年犬を飼ってる人の1人ですが、
「犬飼ってるとバカみたいに、いつもいつも犬の話ばっかりしてるのよ」って大笑い。
うんうん、自分も少しの間だったけど、その気持ちはすごくわかるよ。
わたしも自分の犬を飼いたいけど、ブルックリンの狭いアパートじゃ犬がかわいそう。
生半可な気持ちで生き物を飼ってはいけないと思うから、今の私は飼うことは無理かな。

「郊外の広い庭付きの家で、いつかワンちゃん飼いたいなぁ」
と夢見る日々です。



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by abekasu_ny | 2016-09-09 11:33 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 07月 05日

240回目のアメリカ独立記念日(ジュライフォース)

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1776年に独立したアメリカ。
今日はその240回目の誕生日を祝う独立記念日でした。
(過去記事)

冒頭の写真は、ニューヨークで毎年7/4に打ち上がる恒例の花火。
いつもはブルックリン側から見ることが多いのですが、今年はちょいと事情がありマンハッタンから間近で見ることに。
今はブルックリンの自宅に戻ってきて、もう真夜中ですが
まだ遠くで、独立記念日を祝う花火があちらこちら(おそらく個人宅)から打ち上がっています。

今年は、世界中で頻繁に起こっているテロを警戒して(しかもラマダン中)
おびただしい数の警官が地下鉄、そして花火会場に配備されていました。

今日は夕方から小雨だし、セキュリティーの警戒レベルも相当上がっている状態なので
皆おとなしく自宅のテレビで花火鑑賞かな?と思いきや、甘かった…。
例年並みのごった返しようでした。

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花火が目の前で見えるFDR(人で混む場所)に入るためには、
警官によるバッグの中身チェックも。
そこを通過するために、人でごった返していた。

ひと昔前(11年前の記事)は
警官ってみんな、ガム噛みながら(たまに葉巻も!)
同僚らとくっちゃべったり、携帯チェックしたりしてるようなのばかりでしたが(これ、ほんと)
今日は、こちらから目を合わせるのが恐ろしいぐらいに
1メートルごとに配備された警官が全員、全神経を集中させて
通行人一人ひとりを逐一チェックしている様子がうかがえました。
(だから、花火の写真にどうしても入ってくる…)

セキュリティーチェックもそうですが、
こういうのを見ると、「私たちきちんと守られている」感が高まって
感動的な花火のショーを、終始安心して鑑賞できました。

残念ながら、今の時代
世界中どこを探しても100%安全と言い切れる場所はなくなってしまいましたが
街を安全に守ってくれている警察組織を信じながら、
最終的には自分の身は自分で守らなければなりません。
国内にいる方も国外にいる方も、お互い充分に気をつけましょう!



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by abekasu_ny | 2016-07-05 13:10 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 07月 02日

アラフォーで再びビーチ生活

まだ夏は始まったばかりですが、すでにビーチには2回も訪れています058.gif

先々週は、ブロンクスのシティーアイランド(友人所有のプライベートビーチでBBQ)。
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友人のそのまた友人が所有する海沿いお宅の広大な庭。
映画『Family』の撮影地にも使われたそうです。

先週は、ブルックリンのコニーアイランド(遊園地がある地元で人気のスポット)。f0063659_7291888.jpg
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やっぱり、太陽を浴びると幸せーって気分になる。

そして、外でお日様や風にあたりながら食べると何でもおいしいー。
(こういうところ来ると、普段は食べないホットドックとか生ビールとか欲しくなりますね…)
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独立記念日に早食い競争で有名な、ザ・ジャンクフードの王様「ネイサンズホットドック」。
今年は創業100周年です。

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ニューヨークは夏が短いから、お日様サンサンの日はなるべくウエスティングしないようにしないとね。

ところで私のビーチ歴は、紆余曲折です(笑)。

幼い頃は、父親に海水浴によく連れて行ってもらっていました。
10代はまったくビーチに興味がなくなり、
20代になるとこんがり日焼肌に憧れ、家のベランダで体を焼いたり、日焼サロンにも行ったことがあるわたし。
30代で再び、またまたビーチや日焼けに興味がなくなり
そして!40代も半ばになり、ここ数年でビーチパーソンにカムバック!

お日様の下、ビーチで泳ぐのは本当に楽しいし、数時間だけなら日焼けも怖くないです。
(そもそも美白とかって言葉がないほど、日焼した肌が美しいとされている土地ですのでね)

さて今年は何回ビーチに行くかな?




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by abekasu_ny | 2016-07-02 09:45 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 06月 27日

アメリカの「無制限休暇制度」

最近アメリカのIT業界で良く聞く休暇制度「アンリミテッド・バケーション」。

日本語で無制限休暇というものです。
この、いくらでも休める夢のような休暇制度について、
ある女性(下の写真)にインタビューしました。

Life Hackerの記事を読む

今月から共同通信でも、連載記事がはじまったので
無制限休暇について、補足でまとめ記事書いています。

共同通信47Newsの記事を読む

私がインタビューした方は
その無制限休暇制度を利用し、休み中に猫カフェを起業したのです!
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私にとって初の猫カフェ訪問でしたが、膝の上でスヤスヤ眠ってくれる猫がいて、
と〜っても癒されました。
猫飼いたい!と思ったけれど、このカフェは里親探しに力を入れており、
このフレンドリーな猫たちは貰い手がすでに決まったとか。
お家が決まってよかったね〜!




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by abekasu_ny | 2016-06-27 10:16 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 06月 13日

LGBTのプライド月間中に起こった悲劇:ナイトクラブ銃乱射テロ事件

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昨年、連邦最高裁が、同性婚は合衆国憲法の下の権利であり
州は同性婚を認めなくてはならないとの判断を下したアメリカ。
今月はLGBTQのプライド月間です。

結婚は認められたものの、まだまだ彼らが差別されているものは現状たくさん残っています。

人称代名詞He/ SheからZeという呼び方に変わろうとしていたり
やはりアメリカは進んでいるなと思うものの
未だに解決されていない問題も山積みなのです。

そして起こってしまった昨夜のテロ事件。
場所はフロリダにあるゲイクラブでした。
報道によると、犯人のオマー・マティーン(オマール・マティーン)は、アメリカ市民のイスラム教徒で
父親の証言によると、2ヵ月前にゲイ同士がキスをしていたのを見てひどく憤慨していたとのこと。

50人もの命を奪ったテロ行為であり、ヘイトクライムです。

LGBTへの理解が深まっているアメリカですが
昨夜の事件の後、大量の輸血が必要であるにも関わらず
FDAがゲイの人からの輸血を禁じたということで
物議をかもしています。

1週間前、T-SITE (TSUTAYA)でLGBT月間についての記事を書きました。
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クリックするとTwitter、そして記事に飛びます。


私は90年代に働いていた福岡の出版社に、普通にゲイの男の子が同僚にいて
みんなでワイワイ楽しく働いた経験があり
またニューヨークに来ても、市内2番目に大きいゲイコミュニティーのあるジャクソンハイツに長らく住んでいたり
ゲイの友達ができたりで、
彼らに関しては、まったく偏見というものを持っていません。

今回の事件で、LGBTの人たちが必要以上に萎縮したりしなければいいなと思います。
ニューヨークでのゲイ・プライドパレードは、6月26日(日)に予定されています。
今回のテロ事件によって、さらなる厳戒態勢がしかれるでしょう。


昨年のプライドパレードの様子。
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子連れの参加も多い。
幼い頃から、「人は皆平等」を知るよい機会になっていると思う。

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犬ももみくちゃ(笑)
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by abekasu_ny | 2016-06-13 09:16 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 05月 30日

メモリアルデーウィークエンド

アメリカは今週末、Memorial Day Weekend。
戦没者を追悼する記念日でもあり、ニューヨークはこの日から夏になります。

海軍の現役兵士らがこの週末にニューヨークに戻ってくるので
白いセーラー服のまま歩いている姿をよく見かけます。また彼らへ直接労いの言葉をかける人も多くいます。

この時期になると、退役軍人(ベテラン)の自分のおじいさんのことを思い出すアメリカ人もたくさんいるわけで
FBには、おじいさんとの思い出と共に、若き頃の写真をアップしている人も見かけます。

私の友人のおじいさん(イタリア系アメリカ人)も第二次世界大戦を戦い抜いた退役軍人。
はじめてお会いしたのは、私が最初にアメリカに来た1990年のことです。
当時彼らはブルックリンに住んでおり、友人らが祖父母の家に行くからと、私も誘ってくれたのでした。

おじいちゃん、おばあちゃんはとても優しく、かつての敵国人の私を温かく迎え入れてくれました。
おそらく日本人のゲストははじめてでしょう。
終戦時に日本から持って帰った日本の古いお札(切手だったかも?記憶が曖昧)を、コレクションとして見せてくれました。

当時の私はまだ若くて思慮も浅かったので、あまり深くは考えなかったけど
実際に戦争を体験したおじいちゃんは、いろいろ思うこと、思い出すことはあったでしょう。
あのとき温かく迎え入れてくれたことに、本当に感謝しています。

その後、10年ぐらい私は日本にいたので会えなかったのですが
2002年に再びニューヨークに戻って来て、その後数回おじいちゃんと再会しました。
その頃にはおじいちゃんはやせ細って、言葉もなく、
オーダーしたピザを取り分けてくれたり、野球のテレビ中継をジッと観たりしているだけで
かなりお年を召されていました。

亡くなったのはその数年後のことです。
勇敢なアメリカ退役軍人であり、友人の優しい祖父、ヘンリーさんとの思い出です。




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by abekasu_ny | 2016-05-30 02:38 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 05月 28日

オバマ大統領の広島訪問と原爆投下について

オバマ大統領と被爆者の方が抱擁したのを見て胸を打たれ、思わず涙がこぼれてしまった。


「原爆投下しなかったら自分のおじいさんが殺されていた」

アメリカに来たばかりのころ、思い出すことが2つ。

私がアメリカに来たばかりのとき、
ホストファミリーの家でたまたま小学生だか中学生だかの歴史の教科書を目にした。
その教科書では、原爆投下について
「日本が降伏に応じなかったため、長期化した戦争終結のための手段」的なことが書かれてあった。
さすがアメリカの教科書。
具体的な日本の被害状況についての記述はなかった。

また、これもこちらに来て数年経ったとき
ある20代のアメリカ人と原爆投下の話になったとき
その人は「戦争でアメリカ人もたくさん死んだ。
原爆投下をしなかったら、自分のおじいさんが殺されていたかもしれない」と言っていた。

原爆投下については、対ソ連に向けて力を誇示したものや人体実験的な噂もありますが
とにかく上記のできごとは、日本で生まれ育った私にとって
アメリカ人が原爆投下についてどう思っているのか、直接見たり聞くことができた貴重な経験だった。

過去のことを言ってもしょうがないし、
私は歴史を語れるほどの知識も持ち合わせてはいないけど、
普段ニューヨークで生活し、71年前はどんな感じだったのだろう?と思いを馳せることはよくあります。

100年以上前に建設された重厚な巨大吊り橋とか100階近い超高層ビル、縦横無尽に走る地下鉄や駅などを見ながらいつも思うのだけど、
100年前に既にこんなに近代化されていた国と戦争して勝てるはずが、最初からなかったということです。

私の身内(日本)にも、戦争で亡くなった兵隊さんがいました。私のおばあちゃんも戦争の被害者でした。
最初から勝てない戦争に駆り出されてお亡くなりなった若き日本の兵隊の方々、
広島、長崎で犠牲になった一般の市民、
戦争で亡くなったすべての英霊のご冥福をお祈りいたします。


アメリカの若い世代が「原爆は誤った判断?」

イギリスの世論調査会社YouGovの発表でそのような報道をしている日本の新聞を見ますが、これってどうなんだろう…?

たった2097人のアメリカ人に調査って、少なすぎるのと
その2000人の意見をあたかもアメリカ全体のことのように報道するのって…?
十把一絡げにはできないと思うのだけども。

少なくとも、私の友人みたいにおじいさんが第二次世界大戦を戦ったアメリカ人と
ニューヨークに沢山いるような、親の世代が移民で、
この国で生まれ育っても、親の祖国のアイデンティティーをそのまま受け継いで育った人とでは大きな開きがあるはずなんです
(*私からすると彼らはアメリカンなのに、彼らは自分のことをアメリカンとは決して呼びません)

分かりやすい例で言うと、ニューヨーク生まれ育ちの宇多田ヒカルさんのようなケースは、
アメリカ人として育ったのではなく、英語ネイティブのジャパニーズとしてこの街で育っているはずなんです。おそらく。

だから、おじいさんより前の世代が移民の子たちに第二次世界大戦のことを聞くのと
後者のような移民の子たち(でもナショナリティーはアメリカ人)の間では、意見が大きく異なるはずなのです。

もちろん人はみな違うのでいろんな意見はあって当然ですが、
この国って多様で、「アメリカ人とは」と簡単には言えない人たちなので
どういうエリアでアンケートをとったのか、またどういう人種や民族、できれば宗教かなど、
そこまでの詳細を調査結果に添えてほしいです。

(戦争について、間違った認識でしたらぜひご指摘ください)



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by abekasu_ny | 2016-05-28 12:48 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)
2016年 05月 09日

ジャズとドラッグクイーンショー:2日連続の幸せのお裾分け

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ドラッグクイーンショーの「LIPS」にて

マンハッタン、西ミッドタウンにある人気のLIPSに初めて足を踏み入れました。

ドラッグクイーンショーで
観光客、あとは誕生日パーティーなどに人気のお店です。

それはそれは豪華絢爛なショーで
この一晩でチップの1ドル札が何枚舞ったことでしょう?!

そういや、私の地元・福岡に、LIPSと同じようなコンセプトの「あんみつ姫」っていうのがあってね。
その昔ショーを見に行ったことがあったな。
あれは何で行ったんだっけな? 多分取材かお仕事のご招待?
とにかく日本版のそういうショーを見たことがあり、
すごく楽しかった思い出があります。

そして今回US版を観たわけですが
コンセプトはどこの国も一緒なのですね。ただ言語が違うってだけ。
面白おかしい話し口調とかお下品さとか下ネタジョークとか、客を巻き込む手法とかetc...
日米共通するものがありました(笑)

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それはさておき、お客さんは誕生日の人数人に加えて
なんと、結婚した(籍を入れた)ばかりのカップルがいたんです。
(彼らにとってはお祝いの日のエンターテイメント)

2人はステージに上げられ、お客さん全員でセレブレートするという、ラブな夜でした。
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結婚したのは美男同士のゲイのカップル。
こういうオシャレ美男子はこの街でたいていゲイ。
だからシングル女子にとって、ニューヨークは更に厳しい市場になるわけです。


ジャズの「Smoke」にて

今度は翌日、アッパーウェストサイドの
ジャズバー「Smoke」でも面白いことが起こりました。

ショーの1部が終了し、ブレイク中に「お話中すいません。〜さんからスピーチがあります」と。

一般の男性が出て、何やらかんやらある女性に話し始めた。
…そして始まったのは

公開プロポーズ!

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この「ひざまづき」って、アメリカ人男性がプロポーズするときのお決まりポーズ。

誕生日やバレンタイン、そしてプロポーズ。
この国の男性って、好きな女性へのサプライズが大好き。

私たちも突然の出来事に驚いていたのですが、プロポーズ受けた女性はもっと驚いたことでしょう。
開いた口がずっと塞がっていませんでした(笑)。

こんな一生に1度の幸せなエポックを、しかも連続で共有してもらう機会があり
幸せのお裾分けしてもらって、こちらまでハッピーになれた2日間でした。

(おまけ)
昨夜もタイムズスクエアで歓声が上がっていたので
何だろうと覗いてみると、ど真ん中で公開プロポーズ。
ほぼ毎晩のようにように遭遇(そんな季節柄?)
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by abekasu_ny | 2016-05-09 05:23 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)