カテゴリ:女性の生き方( 3 )


2007年 09月 04日

NYの女性は、キャリアを捨て始めたのか? (3)

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※写真はイメージ。

(前回からのつづき)
ところで、最近聞いた話で「ニューヨークらしいなぁ」と思ったものがあります。
ある企業内弁護士の女性から聞いた話です。

5年の育児休暇を与える企業

この女性弁護士が勤める会社は、
なんと子どもが5歳ぐらいまでお母さんは育児休暇を取れるそうなんです!
子どもが小学校に行くまで休職した女性を、5年後でも前のポジションに戻す、
そんな太っ腹な会社が実在するものなんだと驚きました。

もちろん、これはニューヨークでも珍しい事例だと思います。
ニューヨークのほとんどのワーキングママは、子どもを生んだ後
早い人で2~3ヵ月から社会復帰をしますから。
公園に行くと、黒人やヒスパニック系のシッターと遊びにきている白人の子が依然多いですし。

しかし長期で産休を与えるなどして、母親に理解のある会社が少ないながらに実在するのもニューヨークなんです。
そして今後は、このような会社がもっと増えていくと、勝手に想像しています(って、私の理想?)。
そうすると、「キャリアか? 家庭か? 」という二者択一をせずに、
もっとラク~に生きていけるし、ひいては家庭円満に繋がっていくハズです。

日本でもワーキングママの働きやすい環境を整備しはじめた企業が増えていると聞きますが、
もっと多くの会社が考えてくれたら
少子化にブレーキをかけられると思うのですが、いかがでしょうか。

余談ですが、ニューヨークの某通信社で働く知り合いに聞いた日本の話でびっくりしたことがあります。
この人は、東京で以前TV局に勤めていたので
メディア系の知り合いがたくさんいるのですが
その一人、某新聞社発行の週刊誌の編集長だか副編集長さんだかが妊娠して
産休を8ヵ月ほどとることになったそうです。
そうしたら、復帰後、彼女はその役職のポジションから外されたという。

こういった類の話は、ニューヨークではまず聞きませんが
日本の真ん中の、しかも誰もが知る有名企業で、今でもこういうことが起こっているというのは、
日本の現状を象徴した話だなと思いました。

その他、高齢出産、無痛分娩、養子縁組、情操教育、お受験、バイリンガル教育など、
話題は尽きませんが、それはまたの機会に…。


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by abekasu_ny | 2007-09-04 11:55 | 女性の生き方 | Comments(21)
2007年 09月 03日

NYの女性は、キャリアを捨て始めたのか? (2)

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(前回からのつづき)
この夏にNY旅行をなさった読者の一人、Juliaさんが
久しぶりにニューヨークに来て思ったのは
「ニューヨークの女性は、キャリア志向から家庭志向に変わってきたのでは?」
ということだったそうです。

少なからず、それは当たっていると、普段の生活を通して私も思います。
会社の中でも中堅で、ずっと仕事をし続けてきた女性が、40手前ぐらいになって
急に結婚→出産するという話は実際よく聞きますし。

以下は、普段よく見かける光景から、私が勝手に推測。
(あくまでも主観ですのであしからず)。

(1)40歳近くになって、第一子をかけこみ妊娠

年齢は私のあくまでも予想ですが、見た感じ、少なくとも20代や30代前半ではないようです。
お腹の中の子が第一子であることが想像できるのは、夫婦で歩いているとき
他の子どもが一緒にいないから。

(2)双子ちゃんが多いのは、人工授精のせい?!

以前、取材で知り合った、双子ちゃんのママがおっしゃっていたのは、
マンハッタン区内のあるエリアでは、やたらと双子が多いのだとか。
確かにそのエリアでは、決して若くないお母さんが双子用の横長いストローラーを押しているのを見かけます。
これはきっと、30代後半になって人工授精に頼る夫婦が多いっていうことなのでしょう。

このように、ずっとキャリア一本できた女性が、35~40を1つの区切りに
「仕事ばかりしてきたけど、子どももそろそろ作らなきゃ!」と急に思い立つことが多いようです。

では実際に、出産後の彼女たちは、家庭にどっぷり入るのでしょうか?

彼女たちが完璧に家庭志向になっているのかといれば、それも違う。
キャリア志向の女性は、結婚や子どもを理由に家庭にどっぷりと漬かるいうことはしないようです。
デキる女性は、仕事と家庭の両立もうまいのです。
ただし、子育てならベビーシッターに助けてもらったり、夫にも家事&育児の面で協力してもらったりと、
それなりに、工夫をしているようです。
(つづく)


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by abekasu_ny | 2007-09-03 10:02 | 女性の生き方 | Comments(2)
2007年 08月 25日

NYの女性は、キャリアを捨て始めたのか? (1)

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↑1年前の7月ごろに撮影。最近はめっきり涼しくなり、水着姿のキッズも見かけません。

mixiなどでも宣言していますが、私のライフワークの1つは
「30代以降の女性のライフスタイル~出産、子育て、教育~」事情をNYから発信することです。

女性のキャリア志向に伴って、シングル女性が増え、晩婚&高齢出産化が日本でもアメリカの数年遅れで進んでいます。
誰かに依存するのではなく本当の意味で自立した女性が、日本でこれからもますます増えていくのなら、
彼女たちに、一つの事例としてNY事情を紹介することで
日本でこれまで「常識」と思われていたこと以外にも様々なオプションがあるというのを知ってもらえると思うし、
それによって、肩肘張らずに柔軟に、公私ともども人生を充実させることができるのでは?
と考えるからです。

ま、そんなことは置いといて、、、
日本では子どもと接することなどほとんどなかった私が、
なぜこのように、思うようになったか?

それは、NYに来て間もない頃勉強の傍ら、アルバイトで始めたベビーシッターの影響が強いと思います。
最初は、子どもと遊ぶだけである程度の時給がもらえると
ほんの小遣い稼ぎのつもりではじめたものでしたが、
自分の想像をいい意味で裏切ってくれました。

あるときは公園、あるときはデイケアやプリスクール、小学校、
またボランティアなど子どもに関わる様々な現場におじゃましたり、
たくさんのママ友や教育関係者と出会い、交流ができたことは、
英語の勉強やただの異文化交流とはまた違った
貴重なアメリカ体験になったのです。

会社員となった今は、残念ながらシッターの時間が持てないのですが
今でも子どもと接するのは大好きだし、
子どもから得るものは大きかったと、ちょっぴりあの頃が恋しい今日この頃。

ちょうど先日、読者の方からこのブログを通じて
「ニューヨークの女性は、キャリア志向から家庭志向に変わってきたのでは?」との問いかけをいただきました。

ちょうどいい機会ですので、私の思うことをつれづれなるままに発信していきたいと思います。
(つづく)


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by abekasu_ny | 2007-08-25 22:15 | 女性の生き方 | Comments(6)