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NYの住民・物書き、安部かすみによる日々のアレコレ 出会い 取材こぼれ話  小粒ながら日々がんばっています


by Kasumi Abe

唐突過ぎる質問

今回の記事とは関係ないけど
先日自宅前から乗った車内がバスケ仕様で楽しげだったので、載せておきます。

唐突過ぎる質問_f0063659_517215.png
@Brooklyn

ニューヨークでは道を歩いていると、たまに話しかけられます。

ナンパは別として、多いのは

(1)道や場所、駅はどこか?などディレクション
(2)着ているもの、身につけているものをどこで買ったか


それさえ聞かずに、わざわざ駆け寄って「あなたのスカートかわいい!」と褒めてくれる人もたまにいます。
そういうのは、単純にうれしいですね。

日本では、見るからに外国人には道を聞かないでしょうけど
この街では、アジア人だろうと日本人だろうと容赦ありません。
そういう意味で、この街を訪れる人には
「到着したと同時にアメリカ人になれるよ」って伝えています(笑)
(=ということは、当然それ相応の英語力も求められますが(汗)

今日も面白いことがありました。
打ち合わせに行こうと、駅の階段を降りていたら、こちらに上がってきたブラックの女の子が、私を見かけるなり
「How old ☆#$%@???」と聞いてきました。
一瞬、このエリアはどのくらい古いのかという質問かと思ったけど、そんなことはないよなと思い
聞き返すと
「私って何歳に見える?」という質問でした(爆)

突然来たなーーー!と思いつつ、相手は女性なので
失礼になってもいけないと思い、5秒ほど彼女の顔をじっくり見ました。

丸顔でかわいらしいお顔。
10代に見えないこともないけど、洋服や態度も落ち着いているし
目の下にシワがちょっとあったので(苦笑)、直感で「25?」って聞くと
なんと、ビンゴ!!!
彼女もうれしかったみたいで、
私もまさかピッタリ当たっているとは思わず
自然と2人でハイファイブしましたよ。あは。

彼女は「ティーンによく間違えられるんだけど、見えないよね?」って、ちょっと不満そうな顔。
パッと見、そう見えなくもないけど、
彼女の望みを先回りして想像し
私:「ううん、(もちろん)ティーンには見えないわよ」
彼女:「そうよね」
私:「でもいいじゃん、40代に間違えられるより!(→アラフォーの立場からすると、至極正直な意見)」
彼女:「あはは、そうだね。ティーン?って言われるのは、コンプリメント(褒める)の一部なのね、きっと?」
と、再度私に確認するように聞いてきたので、
「そうよ!」って返した。

私も悠長に立ち話をしている場合じゃなかったので
「オッケーじゃね〜!いい1日を〜」てな感じで
まるで私たちは旧知の間柄のように、さらっと別れました。
彼女もいい笑顔で去って行きましたよ。

あの子はきっと、自分のことを何も知らない人に
客観的な意見を聞きたかったんだろうな。
今でこそ若く見られたい私だけど、
20代のころは、幼く見えることに自分もコンプレックスだったし。

いや〜しかし、話しかけられるのには慣れている私も
今日の質問はユニーク過ぎました〜。

【余談】
取材でハーレムに行ったときも、よく声掛けられたなー。
過去記事


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by abekasu_ny | 2015-03-01 03:57 | NYやアメリカ人についてあれこれ | Comments(0)